カワカミプリンセス引退 | 念仏の競馬予想と反省の日々

カワカミプリンセス引退

エリザベス女王杯(G1)を最後に引退を表明していたカワカミプリンセス号(牝6)の引退が正式に決定しました。


18日に登録を抹消し、今後は故郷の三石川上牧場にて繁殖入りする予定。


同馬は2006年に無敗で牝馬クラシックニ冠を達成するなどの功績を挙げた。


カワカミプリンセスは3歳となった2006年2月26日に阪神競馬場でデビュー。
9番人気ながらいぶし銀ジョッキー本田優騎手を背に見事1着となる。
続く500万下競走も低人気ながら勝利しオークストライアルのスイートピーステークス(OP)に出走、優勝に優駿牝馬(G1)に駒をすすめる。
優駿牝馬ではアドマイヤキッスやキストゥヘブンに続く3番人気で出走、フサイチパンドラの追撃を交わし見事優勝。無敗のオークス制覇は49年ぶりのことであった。


休養明けはトライアルには出走せず秋華賞(G1)へ直行した。逃げるアサヒライジングを交わし優勝し見事無敗での牝馬クラシックニ冠を達成した。
続いて悪夢の一戦となったエリザベス女王杯(G1)へ出走。一番人気を背負い見事に1着入線を果たすも決勝線でヤマニンシュクルへの進路妨害が認められ12着に降着となる。この時鞍上本田優は「俺からはいくら制裁金をとっても構わない。だからあいつ(カワカミプリンセス)だけは勘弁してやってくれ。」と裁決委員に懇願した。
この年はJRA賞の最優秀3歳牝馬を獲得した。


年明けは引退した本田優に変わり武幸四郎を背にヴィクトリアマイル(G1)へ出走し1番人気を背負うも久々の競馬、馬体を絞りきれなかったなどの理由から10着に終わり初めて敗北は惨敗という形となった。
次は宝塚記念(G1)に出走。見せ場はつくるが6着となった。同年に東京優駿(G1)を征した牝馬ウオッカよりは先着を果たした。
この後札幌記念(G2)への調整中に骨折が判明し高昭牧場で休養を強いられた。


5歳となったかつての最強牝馬は金琥賞(G2)に出走し3着を経て宝塚記念に横山典弘との新コンビで出走予定だったが筋肉痛で回避。秋のために調整が行われた。


秋は府中牝馬ステークス(G3)に一番人気で挑むもブルーメンブラッドに交わされ2着。
次に因縁のエリザベス女王杯に出走するがリトルアマポーラに交わされ2着。有馬記念(G1)ではダイワスカーレットの7着となった。


年が明けて2009年、京都記念(G2)から大阪杯(G2)と惜しいレースが続き、ヴィクトリアマイルから府中牝馬ステークスは不振が続く。
引退レースとなったエリザベス女王杯。三年越しの因縁を晴らすため出走。しかし大波乱のレース展開の中、9着に終わった。


繁殖入りしてエリザベス女王杯制覇を子に託し、成し遂げてほしいものです。



・カワカミプリンセス号(牝6)
父:キングヘイロー
母:タカノセクレタリー

主な勝ち鞍:06'優駿牝馬、06'秋華賞

馬名の由来:三石町川上のプリンセスになってくれるように。

厩舎:西浦勝一厩舎
馬主:三石川上牧場
生産者:三石川上牧場