ずいぶん久しぶりの更新になりました。
平林純先生の「PythonやJupyterでiPhone/iPadプログラミング!活用編(前編)」を購入し、遅まきながら「iPadの各種機能を(本来ならオブジェクトCだとかswiftでないと扱えない部分も)Pythonで操作してみよう」と思い立ちました。
PythonやJupyterでiPhone/iPadプログラミング! 活用編:hirax (techbookfest.org)
この本の中では我らがPythonista3以外にも、Carnets/Juno/PytoなどがPython処理系として紹介されており、中でもCarnetsは、Jupyter Notebookが動作し、画像処理のOpenCVや数値解析のScipyなども使え、とどめにApp Storeで無料でダウンロードできるということで、今回はCarnetsを試してみることにしました。
必要なプログラムはgithubからzipファイルをダウンロードできるようになっており、様々な機能をスムーズにいじれる!と喜んだのですが、いくつかトラブルに見舞われたので、対応方法を備忘も兼ねて記します。
<トラブル1>
・Rubicon-Objc(pythonからオブジェクトCを操作するためのモジュール。詳しくはこちら)をインストールした先へのPATHの設定がなされておらず、認識できない。
⇒以下のプログラムで解決できました。
まず、適当な名前のJupyter Notebook上のNotebookを開いて、次のコマンドを実行してrubicon-objcのインストール先のディレクトリを調べる