こんなに慌ただしい世の中じゃ
まともでいるには辛すぎる
個性という言葉をはき違え
無個性あんたは狂ったふりで
今日も薬を飲んでいる

人とは違うんだって言いたくて
自分は狂っていると叫んでみては
誰も相手はしてくれず
無個性あんたは狂ったふりで
今日もナイフでリストカット

普通って何だって自問自答
普通のおいらが考えて
出てきた答えもこれまた普通
仕方がないから死んでみた

こんなに慌ただしい世の中じゃ
まともでいるには辛すぎる
「君はいいね」なんて台詞をはき
自分はみんなとは違うんだって言いたくて
僕は今日も狂ったふりで歩いてる
渋谷の中を歩いてる

狂った瞳が僕を見つめ
僕の悪口を言っている
「なんだあいつは」
どうにもこうにも怖くなって
デパートのトイレに駆け込んだ
どうやら本当に狂ってきているらしい
普通のおいらが叫んでらぁ