ロンドン最速インターネット回線(Hyperoptic)レビュー | 20代独身男Goの海外駐在日誌@ロンドン

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ロンドンで最速と言われるHyperopticを利用して数日経ったので品質や料金について日本とも比較とも交えレビューする。


まずは料金プランだが、回線速度により以下のように細かく分かれている。

プランは12ヶ月縛りか1ヶ月プランを選べる。

()内は1ヶ月プランの料金

・50Mbps

£22(£26)

約3300円

・150Mbs

£29(£32)

約4500円

・500Mbs

£33(£42)

約5100円

・1Gbps

£39(£52)

約6000円


150Mbpsの12ヶ月プランが一番人気である。

私もそのプランを選択した。


速度を測ったところ下記の通りバッチリ契約通りの速度がでている。日本のように夜になったら遅くなると言ったこともない。



回線速度には「帯域保証型」と「ベストエフォート型」がある。

前者は150Mbpsを契約したらその速度以上の通信が常にできることを保証するものり

後者は1Gbpsの契約をしても混雑状況により速度が変わるので最高で1Gbpsでますというもの。日本のインターネットはほぼこれに該当する。


Hyperopticは帯域保証型といってほぼ問題ないだろう。


Youtubeなどを見る限り、500Mbpsでも1Gbpsでもバッチリその速度がでているようだ。


日本のフレッツなどのインターネット回線は10Mbps〜80Mbpsが平均速度だと思う。100Mbps以上が安定的にでるのはあまりなく、auひかりやNUROなどあまり混雑していない回線ならそれ以上の速度が期待できるとは思う。

4Gの携帯回線も50Mbps程度が平均だと思う。


つまり、動画やSNSなど一般的な利用においては50Mbpsあればほぼストレスなく利用できるだろう。

150Mbpsのhyperopticを利用した感想としては動画やwebなど何のストレスもなく高速でみれる。またAppStoreの溜まったアプリのアップデート100個ほども2.3分で終わった。


ただ、一点注意としてはインターネット速度を上げたからといって全てのwebサイトへの接続が必ずしも高速になるとは限らない。webサイトが作成されているサーバー側へのアクセスが混雑していると(チケットの応募の時など)回線の速度はあまり関係なくなる。


結論としては現状は50Mbps〜100Mbpsの通信速度で十分である。(世の中のコンテンツがそのサイズに収まっているともいえる。)

今後、より高画質で容量の大きいコンテンツがインターネット上でやりとりされるようになれば500Mbpsや 1Gpsの速度、5G通信が表舞台に立つことになるだろう。

現状日本とイギリスの通信事情の比較としては、値段・品質ともに大差はないということが言えるのではないか


余談: 5Gについて

現状日本の5Gは携帯から基地局(携帯の電波を拾う塔みたいなところ)の通信のみを速くしている段階である。

つまり基地局からキャリアの設備やサーバーのバックボーン(基地局からさらに先のyoutubeや世の中のコンテンツにアクセスするための回線の部分)は4G通信と同様の設備となっている。

これらバックボーンについても5G対応となった時世の中は変化しているのではないか。

(たぶん3年後くらいかなー)