まわり道(’75)
原案に、ゲーテの 「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」
監督は、ヴィム・ヴェンダース
久~しぶりのヴェンダース
避けていたわけではないのですが・・・・
時として、睡眠導入剤的な効果を生むヴェンダース(笑)
さて今回は・・・・
作家を志望するも、何を書くべきかで思い悩む青年が
ドイツ国内をさすらいながら、書く目的を模索していく。
旅の途中、彼が出会うのは大道芸人の老人と少女、女優、詩人志望の男など
さまざまな人たちと出会っていくというロードムービー
なんのことか、さっぱりわからん・・・・
幸い眠ってしまうことは、ありませんでしたが・・・・
台詞の中で
「退屈だわ。散歩するのも飽きてきたわ」
「皆、方向を見失ったようだ」
私には、この映画のことを言っているようにしか聞こえなかった(笑)
「僕は無意味な “まわり道” ばかりしているようだ」
テーマは嫌いではないですが、アプローチの仕方が・・・・
当時13歳のナスターシャ・キンスキーのデビュー作でもありました。
ヴィム・ヴェンダース監督作品
ゲーテの小説を原案に、人生の中に意味を見出せない人々の交流を静かに描く。
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