フランス映画っていいかも・・・・・
って思った初めての作品
髪結いの亭主(’90)フランス
監督は、ぼくの大切なともだち 列車に乗った男 の パトリス・ルコント
キャッチコピーは 「かほりたつ、官能。」
石鹸のかほり。コロンのかほり。その女性のかほり。
でも、言うほどエロエロしているわけではないです。
セリフの中で
「彼女の魅力は深刻ぶらないこと、心地良さだけを求めようと決めたかのようだ」
なにか映画の中の世界も「心地よさ」に包まれているよう。
床屋の窓から入り込む日差しにしても
フラッシュバックでの少年期の映像にしても
ブルドーザーのシーンは何度観ても、じ~んとくる。
まるで、パブロフの犬かのように
この映画、VHSで持ってるんですけど、若干、画像が悪い
でも、それがかえって昔っぽさを出してくれて、いい粗さでした。
あと10年寝かせたら更に熟成されるかな(笑)
ラストの余韻を味わう、というのも初めての体験だったかも
私がフランスをはじめとするヨーロッパ映画好きになった
ターニングポイント的な映画かもしれません。
少年時代に豊満な女性理髪師に憧れたアントワーヌは、以来、女の理髪師と結婚する夢を抱き続けてきた。
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