はたらきもののびせいぶつ | ピロール君のひとり言

はたらきもののびせいぶつ

今日もスッキリしない朝でした。

どんよりとした雰囲気で一日がスタート。


本日は少々用があって朝から金沢へ。


高速で約1時間の道のりですが、

雨や雪にほとんど降られることなく、金沢に到着。


用件を済ましてお昼過ぎには武生へ。


お昼からはとあるお客様をお迎えしました。

このお客様、ピロールとは全く関係のないところで

お会いする機会が何度かありまして。


そんなこんなで一日が過ぎて参りました。


と言うことで本日は”いつもの風景”はありません。

すいません。



さて今晩は働き者の微生物のお話を伺いに出かけてきました。


ピロール君の場合は、

シアノバクテリア(らん藻)という微生物が土の中の微生物たちと一緒に、

田んぼや畑の中で活躍して美味しいお米や、野菜を作るのです。


今回のお話は土の中から飛び出して、人が欲しがるものを作る微生物の

お話です。


欲しがるもの、それは年末年始の必需品、

そう、お酒です。


今日はお酒、その中でも日本酒ができるところ、

要するに”酒蔵”を見学してきました。


タクシーに乗って着いたところがここです。

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福井県、と言うより世界の日本酒、梵で知られる

加藤吉平商店 さんを見学させていただきました。

http://www.born.co.jp/


お酒と言えばやはり

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タヌキさんのもお出迎えいただきました。


酒蔵は現在フル稼働中。

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普通は入れていただけないのでしょうが、

社長様自らが案内そして酒造りの説明をして下さいました。


タンクに仕込まれたお酒では、

酵母がまだまだ元気で、炭酸ガスをプクプク。


醸造タンクから直接いただいたお酒は、

酒蔵でないと頂けない何とも言えない味でした。


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出番を待つお酒の貯蔵庫です。

写真では伝え切れません、壮観です。

氷温でも長期熟成でまろやかさを出すのだそうです。


酒蔵全てを見せていただき、

”夏子の酒”の場面が一つ一つ思い出され、

お酒造りの醍醐味が少しわかったように思いました。


藏見学が終わったら次はお楽しみ、

利き酒の会。

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梵さんが醸造されているお酒の中から約10種類を試させていただきました。


米の磨き具合、作り方、絞り方、熟成方法などの違いで

味が全く違います。


こんなに違うとは思いませんでした。それぞれがきちんと個性を持っているのです。


参加者それぞれに好きなお酒を聞いてみると、

人それぞれ、十人十色でしょう。


これぞ日本文化、ですね。


大事にしておかないと、日本人の魂までもが、

外国の持って行かれてしまうのでは????


お酒は米文化の一つです。

(けっしてアメリカの米ではないです)


良いお酒を飲んで日本文化を守ろうではありませんか?


By Pyrrol君