伊藤博文と渡辺洪基、いったいどんな人?
昨日の朝の風景です。
雪が降ったり止んだり。
でもほとんど積もらない、状況でした。
木工房蔵さんです。
屋根の雪が、固まりで落ちてくると危険なので、
前もって棒でつついて落としています。
昨日も何だかんだと動き回りながら一日が終わっていきました。
さてその様な一日の締めくくりに、
新春文化講演会なるものに行ってきました。
タイトルは”伊藤博文と渡辺洪基”
(サブタイトルは、二人の知の政治家)
講演者は、国際日本文化研究センター准教授の
瀧井一博先生。
瀧井先生は数年前に武生にお出でになり、
渡辺洪基についての講演をされており、
今回が2度目でした。
伊藤博文は皆さんご存じの通り、日本最初の総理大臣。
でもその実際の姿についてはあまり知られてはいないようです。
また渡辺洪基は、武生出身で、帝国大学初代総長であったにも拘わらず、
地元の人ですら知らない方が大勢居るくらい無名です。
この”明治の国造り”で活躍したお二人について、
1時間半にわたりご講演を頂きました。
その中で、伊藤博文そして渡辺洪基のお二人が何を望んでいたか、
特に伊藤博文の政治家としての大きさを知ることができました。
国民の”民度”を高めること。そのために教育が必要であること。
政治家(政党)は国民と政治とのパイプ役である、などなど。
伊藤博文が求めた立憲政治というものを垣間見ることが出来、
もしかして伊藤博文は現在の日本を予言していたのか?
と考えさせられました。
大変有意義な時間を過ごし、久しぶりにいろいろなもやもやが晴れ、
頭が活性化しました。
By Pyrrol君