仕事で行った先での発見。 山奥の、うす暗い道を進んでいくと
前方にトンネルのようなものがあった。 よく見ると板のようなもので遮られている。 しかし、不思議なことに自動車のタイヤの跡がくっきりと付いている。
これ以上は怖くて近づけなかったが、帰りに今来た道を見たら
かなり真っ直ぐだが、車がすれ違えられるほどの幅はない。 もう少し行くと
ここから先は誰も通った形跡がない。 しかもその部分だけ高く盛られている。
職場の年配の方によれば、これは大昔、鉄道を建設しようとした名残なのだという。 今で言う、路面電車やレールバス程度の小さな規模を想定していたらしい。
コンクリートの壁には「1969-1」と刻まれていたが、これが年号だとすれば昭和40年代半ば。 庶民の生活の足が電車から自家用車に変わりかけてきたことに気がついて中断されたのかもしれない。
廃墟ではないが、鉄道ファンの、しかもヴィンテージ好きな方なら常識なんだろう。
