サビもひどいが、傷や凹みも順番を待っている。 どの部品も、普通なら交換したほうが安くなるのに、新品はおろか、使えそうな中古品さえ見当たらない。
左リアドアは、朽ちて穴だらけだった上に左折巻き込み事故を何度もやっていた。 鉄板自体が全体に伸びているので軽く押さえるだけでパコンと凹み、手を離すと戻ってくる。
衝突痕の凹みを直すことと、その伸びをどうにかするのは、どうすればいいのか? これも考えたってわかるわけない。 だってやったことないんだから。 すべて思いつきの我流。
谷の部分に銅リングをつけて棒を通し
Sカンで引っ張りながら高い部分をハンマーで抑えた。 これが意外にも効果的だった。 プロの板金屋さんはどうやっているんだろう? わかったとしても簡単にマネできることはないだろうけど。
念のためファイバーパテを使い、仕上げだけ普通のパテを入れた。 パテもこの寒さのために冬用を買うハメになった。
ドアの大きな歪みも困ったが、エンジングリルなどの細かいものも手ごわかった。
サビているのはもちろん、マイナスドライバーのようなものですべてこじられていた。 これに立ち向かうために割り箸の先に布をまいたり
モップの形にしてサンドペーパーを貼り付けこすった。
実用面積がサイコロの一面程度なので交換頻度は高い。 サビ取り→板金→パテ盛り→研ぎ→パテ盛り→研ぎ・・・ 画像のようにサフェーサーが乗るまでに数日かかった。
バンパーステーもサビ止めをしてウレタン塗料で仕上げた。 4本それぞれ取り付け位置をテープに書いて貼ったが、塗るには邪魔。
はがすと、どれが右か後ろかわからなくなるので、荷札に替えた。
これならそのまま塗装ができる。 外した部品には、こうして取り付け位置を書いたり、ボルトナットを小分けをしたりして、組み付け時に迷わないように工夫してみた。
この小袋も、全体では数十にもなるので、大まかに前や右など、箱に分けて管理。 新品を買いに行くときもこれを見本に持っていった。

