先日、小学校に貸し出した古い書物のお礼状を小学生から頂いていた。 その小学校も、明後日卒業式を迎える。 お礼状を書いてくれた児童たちに、最初で最後の手紙を書いた。
まあ、2時間はかかるだろうと思っていたが、子供たちの名前と文面から内容を考えて返信するのはなかなか大変。 元々そのお礼状は「古い貴重なものを見せてくれてありがとう」という内容を10人それぞれ書いているので、意図は同じ。
返信の手紙は10人それぞれ宛てだけど、同じ文を10回書き写すだけじゃ芸がない。 会ったこともない10人それぞれ用の手紙を書き終わるまでに4時間近くかかってしまった。 それも汚い字で。
せめて見た目だけでもきれいにしよう、と文房具屋でパステルカラーの封筒を買った。 アポを取ってから、先生に確認していただくために封をせずに学校へ向かった。
担任の先生他、教頭先生。校長先生までもが迎えてくれた。 ちょうど明日が終了式で、クラスで話すネタが出来てうれしいとのこと。 一般的なお話だけではいかにも儀式的になりそう。
今回はお礼状を書いてくれた6年生10人宛てだったが、先生いわく、地域のお付き合いの大切さ、貴重さに気がついてくれる子供たちであってほしいから、今回のやり取りは想像もしないほどやりがいがあったようだ。
かなり大げさにお礼のお言葉をいただいたが、実際にはもらった手書きの手紙を、もらいっぱなしにするわけにもいかず最低限返信しただけだし、貴重な資料ったって、うちにあった物を見せただけでTOM自身が苦労して作ったものでもないんだから。 言い方悪いかもしれないが、学校の先生って、意外に小さいことで感激してくれるんだなあ。