寺の境内の通路をアスファルト工事をする話が進んでいた。  しかし、駐車場ならともかく、門の前までそうするのは景観を損ねるだけでなく、暑さが増したり、将来の補修工事を考慮しても今やるべきではないと判断し、ご意見申し上げた。


 結果、砕石をひき直して整地するにとどまった。  そもそもそういう改良工事の要望さえ出ていなかったのだから、企画自体が無用。  いったい、どんな方が企画していたのか、会ってみたいものだ。


 実際に工事を受けていた業者さんは地元の会社で、寄付工事みたいなもので材料費分しかもらえないから、直前に中止になってくれて実は助かったとか。  それを聞いたらますます企画者の意図が「怪しい」物にしか見えなくなってしまった。


 すったもんだがあったものの、工事が終わった現場には一株の草花が残されていて、土建屋さんのやさしい一面が感じられた。