毎日夜になるとTシャツのプリント作業が始まる。 インクの色はそのときの状況によっては調合する。 というか、ほとんどの場合混ぜ合わせてシャツの色と合わせる。
黒や紺のシャツに白い文字やマークを書くとき、白いインクはそのまま使えない。 白すぎてまるでシールを貼ったかのように浮いてしまうから。 これがパステルカラーや赤・オレンヂなどのシャツになると真っ白がきれいに」引き立つ。
調合用の資料のほかに配色の資料も見ながら色を決めていくが、実際に完成してみると、「もっと濃いほうが」とかいろいろ思うことが出てきてしまう。
あまりたくさん試作品を作ってしまうと自分の下着が増えすぎてしまうので、色のセンスは経験をつんで既製品の状況を勉強していくしかない。
「色の三原色」と、言われてはいるが、インクを混ぜて調合する場合には当てはまらない。 インクの特性にも大きく左右されるし、赤・青・黄を混ぜて純白や黒、パステルカラーを作り出す努力をしているより、そのインクを1kgインターネットで注文したほうが早い。