注文の品が届いた。 焼印といって、金属製のハンコで、加熱して使う。 通常のハンコはインクを使うために色あせたり濡れて消えてしまうが、焦がしてしまうので絶対に消えない。 大工道具や農家の道具は昔からこの方法で記名されている。
今回の品はいつもお世話になっている屋台大工さんへのプレゼント。 そのようなものは一切持っていないと事前に探っていたので、どうせ何か送るのならずっと使える実用品にした。
構造にも気を使ったつもり。 まず手軽に使えることと、カンナくずのある工場では火気厳禁なので電気式に。 配線工作用のはんだコテを利用した造りだ。 そして印本体は、通常鉄製の鋳物であるが、たまにしか使わないとサビてしまうのでサビない銀合金にした。 もちろん金額はそれなりだが。
さっそく大工さんの工場へ向かい、贈呈した。 本人の手で火入れ(大げさな)をし、そのへんにあった切れっ端で試すと・・・。
木の堅さにより焼け具合がかなり変わることが分かった。 硬いケヤキと柔らかいヒノキではコテをあてる時間を変えないと焦げすぎてしまうことに。
ともかく大変喜んでくださったのでよかった。 またそれ以上にお世話になるから。