皆様 ご無沙汰致しました。


4月の癌による顎の下部を切除した
大手術よりもうすぐ2ヶ月になります。

今朝のパパにゃんです。
気持ち良くベランダで朝の日光浴中


途中経過を投稿しようと思いましたが、
人で云うと口元から鎖骨まで切開した傷跡が
あまりにもむごたらしかったので断念!

剃毛した毛も生えて来て傷跡も目立たなくなりました。


私の大好きだったいつも笑った様な口元の
美しかった顎のラインは失われましたが、
余命3ヶ月と診断された命は繋がりました。


下から撮るとまだ口元の傷跡が目立つので
上から撮影!


顎を切除しているので
意識しないと舌が出っぱなしになります。

大変だった 新型コロナによる自粛期間

皆様にとっては大変な期間。
我々家族にとってはとても有難い時間でした。


まず パパにゃんを介護する時間を充分に
取れた事

コロナによる大学病院閉鎖危機で
まず手術が出来ないと言われ
無理やりお願いし緊急手術、入院を出来ないと
手術後早々の退院・・・

その後、自宅で大出血を起こしたりと
途方に暮れましたが

パパにゃん頑張ってくれました。
かなりの苦痛があったことでしょう。
その様に何度涙が溢れたことか

口からの食事が出来ない為、
鼻チューブよりの流動食

チューブを取ってからは舌の上にひとさじずつ
ウェットフードをのせての嚥下リハビリ
痛みを伴いながらの食事をさせる事はかなり
パパにゃん大変で一口一口頑張って食べてくれました。
スゴい!スゴいぞ!パパにゃん

世間の方には申し訳ないのですが、自宅にずっと居られた為に、時間をかけて寄り添うことが出来ました。


現在はウェットフードを時間は掛かりますが
自力で食べる事ができます。
ドライフードは粒によっては舌で拾えない状態です。


困ったのはパパにゃんが入院より帰って来てから 他のこが皆 ゴハンを食べなくなってしまい。

特にこの方
王子にゃん


お食事エプロン付けてます。

これは食べこぼしの出る パパにゃんに同じタイプのモノを付けて食事リハビリをしていましたが、
パパにゃんに付きっきりになっていた所

王子にゃんが一切食事をしなくなったので
同じ様に付けてウェットフードをスプーンで
食べさせていました。 ははっ(笑)

そのうちパパにゃんの大変さを理解したのか
元どおりに

姫にゃん

この方は毎日一緒に寝るほど大好きだった
パパにゃんに寄り付かず、
シャーシャーしまくり
ストレスによるものか
あちこちにおしっこをしていました。

ママにゃん

この方だけは 最初食事の量を取らなかったものの直ぐに落ち着き、パパにゃんの側に寄ってにおいを嗅いだり、ペロリと身体をなめていたりしました。
さすがママにゃん


パパにゃんの存在は猫家族にとっても
大きなものであった事を実感させられました。
あの時手術を先延ばしにしていれば
もしかしたら命がなかったかも知れません。

まだ癌の再発の危険はなくはないし
前以上に私の側に居たがったりとパパにゃんも
不安があるのかも知れませんが、元の家族の様相に戻れました。

皆様 元気玉 有難うございました。
猫は我慢強く、立派ないきものです。

ヒトであればこんな短期間でこうはいかなかったでしょう。

どうか皆様もお気を付け下さいね。