司馬遼太郎の「播磨灘物語(4)」(最終巻)を読みマスタ(`∇´ゞ | ピョロ口大佐、ぷらり旅・・・って、旅はしてない。

ピョロ口大佐、ぷらり旅・・・って、旅はしてない。

風景とか花とか、自衛隊とか。。。いい画が撮れたらいいなo(^-^)b

よみつづけておりました

司馬遼太郎の「播磨灘物語」も最終巻の4巻。

一応、官兵衛(如水)の後半生までは描いておりますが、

高松城攻めと中国大返し・・・で、豊臣の時代は、ほとんど描いておりません。

ま、司馬遼太郎も北九州での半生よりも、やはり播磨での若き頃の苦節を

描きたかったんでしょうね。

自分は、この小説ですが、黒田官兵衛の伝記物っていうよりは、

黒田官兵衛や秀吉を通した、ビジネス書って感じがします。

信長っていう、絶対的なカリスマ経営者のもと、子会社の社長である

秀吉。

その子会社の管理職である黒田官兵衛。その処世術やものの考え方は

ほんと、今の世と大きな差が無いような・・・

自分を徹底的にコントロールし織田家で這い上っていく、秀吉。

我欲をすて、ひたすら自分の能力を生かそうとする官兵衛や半兵衛。

ま、凡人の自分には正直どちらも無理ですけどね・・・・