和田竜の「村上海賊の娘」最終巻になる、4巻を読みマスタ。
前巻より始まった、村上海賊主力の毛利軍と泉州海賊眞鍋家と泉州侍の織田軍との
木津川合戦(海戦)の、決着やいかに・・・という所です。
主人公景と泉州海賊の眞鍋七五三兵衛(しめのひょうえ)との死闘が描かれます。
なかなか、読み応えのある合戦模様でして、
こりゃ、映画化になるな・・と思いマスタ。

どの登場人物もキャラが立っているので、おそらく作者も、モデルになった
俳優さんや女優さんがいるような・・・そんな気がしました。
ま、結局、局所的なこの戦いの結果に関係無く、時代は大きく動き、個人や
それぞれの家の思惑とは関係無く、時代の大きな流れには逆らえないのですが、
人によってはその中でも、流れを受け入れるもの・うまく立ち回り成り上がるもの・落ちぶれていくもの・限られた中でも自分の思いを通すもの・・・と千差万別。
できたら、映画ではなく、大河ぐらいでやってくれるとうれしいが・・・
内容が続かないか・・・?