「七つの会議」を読みマスタ(`∇´ゞ | ピョロ口大佐、ぷらり旅・・・って、旅はしてない。

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風景とか花とか、自衛隊とか。。。いい画が撮れたらいいなo(^-^)b

池井戸潤の「七つの会議」を読みマスタ(`∇´ゞ
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おすすめです!!!!
メーカー系のサラリーマン必読の書(大げさ(*´∀`*))と思うほど(*^ー゜)
話は、中堅メーカー(大手メーカーの子会社(たぶん1000億以下ぐらい)という設定)を舞台にした内容。
そのメーカーのエリート課長が社内では万年ダメ係長の烙印が押された部下への
パワハラで訴えられる所から、話が始まります。
最初は、単なるパワハラ問題から、本筋からは関係のない短編(ある意味)の話が続きますが、それが会社(親会社すら)揺るがす、大きな事件へと発展していくんですが・・・・・
登場人物のそれぞれが、本当に普通の人たち。本当に普通の人生(何処にでも、それなりの苦労や喜びのある人生を送った人たち)が、会社という立場では、神にも悪魔にも成れるという、ほんと、会社って怖い。
本当に、普通の善良な人が、それも悪意は全く無いのに、大きな事件を起こす様が
描かれております。正直、少し悲しい気持ちにはなります。
この小説の後半で、こんな言葉が、ある登場人物の父親が残した
「客を大事にせん商売は滅びる。」・・・・・
これが、この話の本当のテーマ-と思いました。
ほんと、自分もそう思います・・・・・