寒い、寒いと思っていても、少しずつ春の訪れを感じる日も増えてきました。
玄関前の植込みも少し春らしくしてみました♫
ラベンダーも春の陽射しを浴びています。
久しぶりに、気になっていた本を読んでみました。
以前、精油の化学の授業を受けていた時に講師の長島先生に教えて頂いた「香りの歳時記」と、今回お香の学びのテキストの参考資料になっている「香りの歳時記」と同じ筆者(諸江辰男)の「香りの来た道」。
「香りの歳時記」は、以前読んだ時と今だと少し視点が違うので、再度。やっぱり面白い。
そして、「香りの来た道」は、お香に関わる事も多くて。
香りの散歩道という章で面白かった所を少し。「沈香(じんこう)も焚かず、屁も放らず(ひらず)」という俗語があるそうだが、この話などは、ふふふと笑ってしまいました。〜沈香を焚くというのは大変貴い事で、屁を放るというのはいやしむべき行為。なので、この意味は、貴い事もしないが失礼な事もしないということ〜
で、「沈香を焚いて、屁を放らず」は、最高の人の表現となり、「沈香を焚いて、屁を放る」は、いい事もするが、悪い事もする=帳消し。
私は、どれかなぁ?なんて考えつつ読み進める。
筆者は、香料の公演をされた際に、公演の最初に沈香を焚いて、香りの色々な話をされ、ご自身で作られた花の香油なども披露されて、最後にエチルメタルカプタン(屁の匂い)を披露されるはずが、最初に沈香を焚いて披露するのを忘れてしまったというような話になっていて。
公演に来た方々は、沈香のいい香りを嗅ぐ事はなく、最後に臭い匂いで終わったんだろうなぁと思うと可笑しくなって( ^ω^ )そのうえ、この結びが、「公演というものは、聴くもので話をするのは難しい」と。
こんな感じのシュールで楽しく、植物の香りについてはもちろん、お香(沈香の所で、長島先生登場です。お若い頃から大活躍!)発酵の歴史、文学、科学ありで、あっという間に読んでしまいました

昭和60年と61年に出された本ですが。
多分、化学的な部分などは、現在はもう少し解明されている所もあるだろうけれども。
全然、年代を感じずに読み終わりました!
ということで。昭和に浸ったついでに。
お香を始めるひとつのきっかけとなった、祖母。
祖母の俳句の本が読みたくなって、散々、家探しをしました(笑)見つからず、国立図書館に蔵書があるということなので、まさしく社会科見学よろしく国立国会書館へ行こうとしていた矢先。家の思いもかけない場所で祖母の本を見つけました!
写真「小径」(こみち)が祖母の本。昭和60年1月発行。(祖母は、昨年13回忌でした。)
俳句の本なので、たくさん植物が出てきます。俳句を始めた頃からの祖母の自叙伝が俳句と共に綴られています。
「百合咲いてその香ゆかしき朝の幸」
由香(私)誕生の時。8月。
ゆかしき香りには、なれてないような(笑)
英語も堪能だったので、面白いものには俳句の英訳もなん句かありますが、その中から、季節的に今っぽいもの( ^ω^ )
「芯の黄を笑みこぼし居りお茶の花」
TEAーPLANT BLOSSOMS!
SPILLING THE YELLOW OF STAMINA
THEY SMILED THEIR SWEET SMILES
英訳は全て大文字なので、そのまま。
「犬ふぐり踏みて寂しき我が孤影」
仕事中、野辺を歩いてみたいと思いつつ、そのまま仕事先へ向かう姿だそうですが、しかっと野草も出てきます。
祖母の生家(沼津)が、歌人若山牧水の家のとなりだった事、祖母は若山牧水の息子さん(旅人たびとさん←お名前がまた素敵です)が幼馴染みだった事なんて、聞いていたようで聞いてなかった発見もありました。
なんて、ちょっと昭和に浸ってみました。
ハーブや植物に興味を持ったのは、多分、こんな祖母の影響が大きかったのかなぁと思ってます!香を学び始めて、また少しずつ、世界が広がってます。名は体をあらわすのを目指して、香りゆかしきになれるといいな( ^ω^ )
写真のもう一冊は、2008年出版なので、少し内容が新しくこれもまた参考のなる事がたくさんです

昭和の本も、いい本に出会うと新鮮で、私にとっては新しきを知る部分がいっぱい

少しずつ知識の肉付けをしながら、授業にも活かしていきたいと思います。
さて、バレンタインが終わったと思ったら〜〜。
もう、イースター。
かわいいチョコが売られてました!
今月は、ハーバルセラピストの授業が続いてます。引き続き、気合いを入れて、頑張ります♡♡
























