どこから読んでも、普通に話しがわかるシリーズものもありますが、(ゾロリやズッコケは比較的そうかしら?)

ルドルフとイッパイアッテナシリーズは、↑の順番に読んだ方がいいです!

 

さっそく続編にはまって読んでいます。

 

もともと、私が子供の時、紙芝居をアニメにしたような、NHKのお話絵本という番組があり、それでルドルフとイッパイアッテナを見たのが、

本を読んだきっかけでした。

 

(私が一番好きな、デビルへの敵討ちの回を貼っておきますね。

 

感動したのですが、20年以上前のアニメなのに、まだYOUTUBEで全回見られるんですね。

嬉しい!!)

 

なので、本の挿絵より、最近の映画より、こちらの絵になじみがあります。

 

アニメから見たので、こういう挿絵の絵本かと思っていたのですが、この絵はアニメオリジナルなのですね。

 

アニメは「ルドルフとイッパイアッテナ」までです。

 

昨日読んだ「ルドルフともだちひとりだち」はよかった!!!

 

なんと宿敵デビルと和解して友達になってるし、イッパイアッテナの飼い主が帰ってくるし!!!!

 

デビル、普通にいいやつになってるし!!

「タイガー(イッパイアッテナの本名)と、飼い主が帰ってくる前に和解できていてよかったよ。そうじゃないと、飼い主が帰って来たから態度変えたみたいじゃないか。」

で、デビル~~!

あなた、1巻では嫌な犬だと思っていたけど、いいハートしてるじゃないか~~っ!

 

もう、夜中に一人で号泣!

 

なによりよかったのが、ルドルフのイッパイアッテナから受け継いだ、男気!!

 

大好きな飼い主のりえちゃんのところに帰れたけれど、帰ったらなんと、家に新しい猫がいた!

そこでりえちゃんに会わずに、新しい猫にも自分が「オリジナルルドルフ」ということも伝えず、さっと東京に帰る、その男気にじぃぃぃん。

 

1巻のくま先生の、

「ねこの友情ってのも、人間顔負けだなぁ。」っていうセリフが大好きです。

 

幼稚園受験のお教室での仲間の男の子同士が、ずる賢い子のせいで悪者にされた友達を、

「○○は悪くないよ!!俺たちが全部見てた!!!」

とかばったんだって~という話を主人にしたときの、

「母親たちの正義感、3歳児に負けてるじゃん。」

という主人の名言を思い出しました。

母親たちって、正しくても損になる場合、その子のことかばわない人が多い。

あのころは、立ち回りがコロコロとうまいお母様方にもやーーっとして、母校の友達同士、

「学生時代が平和すぎても、ばか正直に不器用にしか生きられないから、ある程度ずる賢い女性の方が、得なのかしらね。。。」

なんてしょげていました。

でも、自分が育ったようにしか娘を育てられないし、

今は、一生懸命と誠実さは必ず人に伝わるって心から信じています。

 

そんなことを思い出しながら、ねこの世界にどっぷり浸って泣ける、大好きな本です~!