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ルドルフとイッパイアッテナ (児童文学創作シリーズ) [ 斉藤洋 ]
1,404円
楽天 |
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どこから読んでも、普通に話しがわかるシリーズものもありますが、(ゾロリやズッコケは比較的そうかしら?)
ルドルフとイッパイアッテナシリーズは、↑の順番に読んだ方がいいです!
さっそく続編にはまって読んでいます。
もともと、私が子供の時、紙芝居をアニメにしたような、NHKのお話絵本という番組があり、それでルドルフとイッパイアッテナを見たのが、
本を読んだきっかけでした。
(私が一番好きな、デビルへの敵討ちの回を貼っておきますね。
感動したのですが、20年以上前のアニメなのに、まだYOUTUBEで全回見られるんですね。
嬉しい!!)
なので、本の挿絵より、最近の映画より、こちらの絵になじみがあります。
アニメから見たので、こういう挿絵の絵本かと思っていたのですが、この絵はアニメオリジナルなのですね。
アニメは「ルドルフとイッパイアッテナ」までです。
昨日読んだ「ルドルフともだちひとりだち」はよかった!!!
なんと宿敵デビルと和解して友達になってるし、イッパイアッテナの飼い主が帰ってくるし!!!!
デビル、普通にいいやつになってるし!!
「タイガー(イッパイアッテナの本名)と、飼い主が帰ってくる前に和解できていてよかったよ。そうじゃないと、飼い主が帰って来たから態度変えたみたいじゃないか。」
で、デビル~~!
あなた、1巻では嫌な犬だと思っていたけど、いいハートしてるじゃないか~~っ!
もう、夜中に一人で号泣!
なによりよかったのが、ルドルフのイッパイアッテナから受け継いだ、男気!!
大好きな飼い主のりえちゃんのところに帰れたけれど、帰ったらなんと、家に新しい猫がいた!
そこでりえちゃんに会わずに、新しい猫にも自分が「オリジナルルドルフ」ということも伝えず、さっと東京に帰る、その男気にじぃぃぃん。
1巻のくま先生の、
「ねこの友情ってのも、人間顔負けだなぁ。」っていうセリフが大好きです。
幼稚園受験のお教室での仲間の男の子同士が、ずる賢い子のせいで悪者にされた友達を、
「○○は悪くないよ!!俺たちが全部見てた!!!」
とかばったんだって~という話を主人にしたときの、
「母親たちの正義感、3歳児に負けてるじゃん。」
という主人の名言を思い出しました。
母親たちって、正しくても損になる場合、その子のことかばわない人が多い。
あのころは、立ち回りがコロコロとうまいお母様方にもやーーっとして、母校の友達同士、
「学生時代が平和すぎても、ばか正直に不器用にしか生きられないから、ある程度ずる賢い女性の方が、得なのかしらね。。。」
なんてしょげていました。
でも、自分が育ったようにしか娘を育てられないし、
今は、一生懸命と誠実さは必ず人に伝わるって心から信じています。
そんなことを思い出しながら、ねこの世界にどっぷり浸って泣ける、大好きな本です~!