毎度お世話になっております。pyonTaでございます。
 漸くタイムリーにお届けできそうですね。
  せっかくのHTML形式なので、徐々にレイアウトやデザインにも注力していきたいところです 。
 もちろんコンテンツの質は落とさないように…!!
 では、本日もはりきって参りましょう。

▼第四号のコンテンツはこちらです
1. 値下げより原料安定調達
2. 安売り徹底に回帰 しまむら、上場来初の減収
3. ネット宅配 安全情報充実 ユーコープ
4. エディオンも「非家電」強化 ヤマダ電機など対抗
 
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1. 値下げより原料安定調達 佐々木晨二・J-オイルミルズ社長
───────────────────────────────(2008/10/06 掲載)
 大豆や採種など原料価格の高騰で、二年以上前に値上げした食料油業界。

 ――原材料は最近、下がり気味。近く値下げに動くのか。
 「今のところ、値下げは考えていない。下がったといっても三ー四年前の二倍。これから先 、日本が原料を買い負けてしまうことが心配。今回の値上げ浸透で、やっと適正な価格水準に なったと考えているし、適正水準を今後も維持していくことが、今まで以上に大切になる。」

 ――プライベートブランド(PB=自主企画)商品について、どう考えているのか。
 「メーカー、小売りともに利益がしっかりと出せるなら、積極的にやるべき。」

 ――PBが増えるとナショナルブランド(NB)が売れず、経営に影響を与えるのでは。
 「食の安心、安全への要求が高まるなか、消費者は製造者が伏せられているPBではな く、ブランド力の高いNBを選ぶのではないか。NBの責任はますます重くなっていくし 、(PBの拡大は)NBのブランド力を高めるためのいい機会でもある」

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2. 安売り徹底に回帰 しまむら、上場来初の減収
───────────────────────────────(2008/10/06 掲載)
 しまむらは主力「ファッションセンターしまむら」で二千円以下の低価格衣料の安売りを徹 底する。
 また、レジで値引きしない「エブリデーロープライス(毎日が安売り)」戦略も緩和。販売 動向をみながら、利用客が料金を支払う際に値引きする。
 一般メーカーより割安感がある独自企画(PB)商品の扱いも強化する。生産を担当す るグンゼの名前も明記し、消費者に安心してもらえるようにする。

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3. ネット宅配 安全情報充実 ユーコープ
───────────────────────────────(2008/10/06 掲載)
 首都圏中心の六生協が加盟するユーコープ事業連合(横浜市)は来年二月にも、宅配注文用 サイトを刷新する。原料、原産地、添加物を確認しながら購入できるようにするほか、口コミ の情報が得られるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を新設する。
 商品を実際に食べた人の感想、品質への不満など生協側が発信しにくい情報を発信してもら う。
 スーパー、コンビニとの競合で店舗は苦戦が続くが、宅配は好調。ただ、ダイエーが九月に ネットスーパーに参入し、イオンとイトーヨーカ堂も拡大するなど生協の宅配との競合が激化 してきた。

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4. エディオンも「非家電」強化 ヤマダ電機など対抗
───────────────────────────────(2008/10/06 掲載)
 エディオンは家具インテリアや玩具などの商品展開を強化する。
 主力の家電に加えて家具インテリア、オール電化商品、時計、玩具、リフォームなど店舗内 での品ぞろえを検討。CD,DVDなどの音楽やゲームソフト、玩具を扱い、ファミリー層の 集客を強化。リフォームやオール電化は今後、需要拡大が見込まれる。
 十分な広さの売り場に、幅広い客層を想定した多彩な商品をそろえることで、集客力の向上 と商品販売増を狙っている。
 友則和寿社長は、「リフォームなど専門コーナーを設け、他店との違いを出したい」と語っ た。

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・ 編集後記
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 今回は実に価格と信頼度のジレンマがテーマの記事が目立った印象でした。
 1.の記事で佐々木社長が指摘するようにNBの本来の強さはブランド力(品質や信頼)で した。しかし、現在のPBに対する消費者の関心の高まりを眺めていると、一概に佐々木社長 の指摘を鵜呑みにすることはできなさそうです。

 個人消費の二極化が囁かれているとは言え、食品業界において、今の消費者は概してブラン ド力やこだわりよりも安さを選考する傾向にあると考えられます。それだけ家計が圧迫されて いるということでしょう。
 さらにPBは弱みとされていた信頼度の低さも克服しつつあります。
 それは生産地もしくは生産者、原材料などを明記することにより、消費者に値段と品質との バランスを判断してもらえる有益な情報を提供していることです。以前、ピックアップしたオ ーケー然り、今回2.の記事のしまむら然り。その値段に見合った品質であること(またその 逆も然り)が認められたとき、購買者はその商品を購入します。
 そういった仕組みづくりが確立されつつあるといった意味で、現時点ではPBに軍配が上が っているのではないでしょうか。そして今後、そのようなモデルをいち早く構築できた小売りが勝ち 組になれる、そんな気がします。
 
(pyonTa)

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 連日のアップロードをお許し下さい!その“ワケ”は、メルマガの発行システムに悪戦苦闘している間に、皆様に伝え損ねた分をこの休日に取り返そうとしているからです。

 休日明けには、無事時代に追いつけていることを祈るばかりです。。。

 では、本日もはりきって参りましょう。



▼第三号のコンテンツはこちらです

1. H&M上陸、3つの“ビックリ”

2. もがく外食 3つの活路 省力化徹底し低価格実現

3. コーヒー機器の販促強化 食生活とセットで提案

4. 業種超えクロスMD 健康テーマに連携
 


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1. H&M上陸、3つの“ビックリ”


───────────────────────────────(2008/09/29 掲載)

 東京・銀座に(九月)十三日、衣料専門店「ヘネス・アンド・モーリッツ(H&M)」がオープンした。

 ビックリ①衣料品店なのに並ばないと入れない→H&Mの商品はすべて「売り切れ御免」だから。数年前、渋谷109で「セシルマクビー」が、同様に追加納品なしで人気となった姿が重なる。

 ビックリ②銀座なのに安いものが買える→今や銀座にはユニクロやザラが店を構え、松坂屋には無印良品が入る。

 ビックリ③チェーン店なのに品ぞろえは店ごとに違う→所在地やターゲットによって商品構成を変えている。今後十一月には二号店が原宿に、来年には渋谷にもオープンする。

(日経エンタテインメント!編集委員)


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2. もがく外食 3つの活路 省力化徹底し低価格実現


───────────────────────────────(2008/10/01 掲載)

 ゆであげスパゲティ(約百六十グラム)百八十円――。サイゼリヤが運営する「サイゼリヤEXPRESS」の川口店(埼玉県川口市)には、サラダやドリンクなど百円台のメニューが並ぶ。

 ワンコインで食事を済ますことも可能。客はまず独自レジのタッチパネルでメニューを選び、会計も済ます。店には短時間でゆでられる特注の機械があり、ゆでる際のお湯自体もあらかじめ味付けされている。

 一人前のスパゲティの調理時間は従来の店なら最短でも三分程度かかるがEXPRESSでは約三十秒で済む。客席三十席程度までなら、基本的には店員一人で運営可能。

 消費者の「内食」傾向が強まる中、「お得感」を演出する外食チェーンはじわりと増えている。



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3. コーヒー機器の販促強化 食生活とセットで提案 家電の伊デロンギ


───────────────────────────────(2008/10/03 掲載)

 イタリアの家電メーカー、デロンギは日本でコーヒーメーカーやエスプレッソマシンの販売戦略を見直す。

 カップや皿など食器・雑貨類を販売。家電だけでなくイタリアの食生活を総じて売り込み、購買層のすそ野を広げる。

 このほか、製品そのものだけでなく、エスプレッソの飲み方や、豆の種類などを詳しく説明する。

 デロンギは昨年、世界で初めて直営店を東京・代官山に開いた。同社製品で作ったり、盛りつけたりした料理のレストランを併設。イタリアの生活様式を提案する手法を進めている。



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4. 業種超えクロスMD 健康テーマに連携


───────────────────────────────(2008/10/03 掲載)

 カゴメはシャープと組み、両社の製品を組み合わせた販促活動に乗り出す。

 販促の対象商品はカゴメが野菜飲料「野菜生活100」シリーズとトマトソース「基本のトマトソース」。シャープは加熱水蒸気で油分を落としながら調理する「ヘルシオ」。

 野菜飲料はホットケーキなどの料理に利用する世帯が増え、ヘルシオとの親和性があると判断。実演販売のほか、蒸しケーキや鶏の空揚げなど、カゴメ製品を使った料理レシピも配る。

 両社の製品は健康への配慮を打ち出しており、相乗効果が見込めると判断。食品メーカー同士のクロスマーチャンダイジング(MD)は広く行われているが、売り場はスーパーに限られていた。家電量販店でお実演販売を行うケースはあるが、特定のメーカー製品を使うことはほとんどない。

 両社は販路拡大による売り上げ増や認知度向上だけでなく、特定のメーカーと組むことで来店客をひき付けやすくなるとみている。



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・ マーチャンダイジングとは


 流通業を語る上で重要な語句に「マーチャンダイジング」という用語があります。ここではマーチャンダイジングの定義を田島義博氏の著した『マーチャンダイジングの知識(日経新聞出版社)』より引用することにします。

 「マーチャンダイジングとは、流通業がその目標を達成するために、マーケティング戦略に沿って、商品、サービスおよびその組み合わせを、最終消費者のニーズに最もよく適合し、かつ消費者を増大するような方法で提供するための、計画・実行・管理のこと」

 要するに、企業の戦略に基づいた、商品計画(仕入れ、品ぞろえ、陳列 etc.)のことです。



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・ 編集後記

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 今回は3.コーヒー機器の販促と4.クロスMDについてお話させていただきます。


 3の記事は典型的な「ライフスタイル提案」型のマーチャンダイジングです。各メーカーの商品の機能や用途が競合他社のそれと大差がない場合、購買を促すには「消費」よりもその先にある「生活」をイメージさせることが大きなポイントになります。


 ただ、「生活」のイメージを想起させることが大事だと分かっていても、具体的にどのような方法で訴求すべきかが次の問題点となるでしょう。そんな悩みを打開する一手法として使えるのが、4の記事で取り上げたクロスMDです。


 クロスMDとは異種カテゴリーの商品を組み合わせて販売する販促法です。例えば自宅でDVD観賞をする消費者に対して、炭酸飲料とポップコーンを同じ売り場に陳列して販売することです。


 今までの陳列方法がカテゴリー別だったのなら、ライフスタイル別に変えてみると消費者の反応も変わるかもしれません。3の記事を例に挙げるなら、雑貨売り場にディスプレイされていたイタリアン雑貨、食器売り場に陳列されていたイタリアン食器、家電売り場に設置されていたエスプレッソマシンを「イタリアン」というコンセプトで括った売り場に収斂し、展示するということです。


 前号に引き続き、「無印良品」や「IKEA」を贔屓するつもりではありませんが、「シンプルライフ」というコンセプトの下に、カテゴリーという枠に囚われないマーチャンダイジングを展開する「無印良品」や「北欧モダン」のライフスタイルをディスプレイする「IKEA」の成功例が「ライフスタイル提案×クロスMD」の有意性を示していると言えるのではないでしょうか。


 商品の組み合わせ方によっては思いもよらなかった相乗効果が得られるなど、クロスMDは非常に可能性の広がる販売方式だと思います。

(pyonTa)



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 毎度ご購読ありがとうございます。pyonTaです。

 やっとメルマガのアップロードにも慣れてきましたので、定期的に配信を始めていこうと思います。まだまだ至らない点も多いかとは思いますが、寛容な御心で見守ってくださいませ。

 それでは早速、今回のコンテンツに参りましょう!宜しくお願いいたします。



▼第二号のコンテンツはこちらです

1. 割り切り商法 オーケー独走 日本版EDLP

2. POP作りから顧客ニーズ把握

3. ネットで売れる商品の選び方



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1. 割り切り商法 オーケー独走 日本版EDLP


───────────────────────────────(2008/09/26 掲載)
  EDLP(エブリデー・ロープライス=毎日安売り)を旗印にした東京地盤の食品スーパー、オーケー(東京・大田)が急成長している。

 オーケーの売り場を見ると品ぞろえが特定のメーカーに偏っている商品群がある。トップブランドではない二位メーカー以下の一社にあえて集中。その結果、メーカーの希望小売価格より常時三、四割安く売れる。

 飲料の冷蔵販売はしない。冷たさという付加価値より安さを優先するため。チラシは写真のほとんどない毎週一回発行する「商品情報」のみ。大半が店頭配布で新聞への折り込みはめったにない。ホームページも持たない。

 EDLPは、かつてのダイエーをはじめ多くの企業が取り組んだが大半が頓挫。いろんな商品から選びたいという日本の消費志向に合わない売り方とされてきた。節約志向という追い風があるとはいえ、消費者に不便を強いるEDLPが支持される(理由は)、「なぜや安い」「なぜおいしくない」といった商品にかかわる。〝ワケ〟を開示することで納得してもらう手法(に注力していること)だ。
 EDLPの本家ともいえる米ウォルマート・ストアーズのリー・スコット最高経営責任者(CEO)は昨年来日した際、オーケーを自ら視察した。価格志向が強まる中で、「日本版EDLP」への注目度は一層高まっている。




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2. POP作りから顧客ニーズ把握


───────────────────────────────(2008/09/26 掲載)
 「従業員教育が店作りの基本」と話すのは東武ストア新柏店(千葉県柏市)の秋吉信吾店長(46)。

 新柏店ではパート従業員が自分の担当分野の店頭販促を作っている。POPの製作のためには、商品の調理例や原産地、味などを調べる必要がある。商品知識をみずから学ぶことで、来店客から商品の詳細を聞かれた時に、社員に頼ることなく自分の言葉で伝えることができるようになるという。




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3. ネットで売れる商品の選び方


───────────────────────────────(2008/09/26 掲載)
 「インターネットでは何でも売れる」と思い、安易にネットショップを始めてしまう人が多い。しかし、インターネットでは「売りやすい商品」と「売りにくい商品」というものがあり、それを理解したうえでビジネスを行うことが重要。

 ネットで最も売りやすい商品というのは、検索キーワードが明確な商品。検索連動型広告や検索エンジン対策を施せば、見込み客は集めやすい。

 また、「近所で売っていない商品」も、ネットでは比較的売りやすい。コンビニやスーパーで売っているものであれば、わざわざネットで購入する必要はない。

 フィギュアや鉄道模型などの趣味にかかわる商材は、多少面倒くさいネットショップという購入手段を使ってでも手に入れたい商品なので、見込み客も効率よく集めやすい。

 ネットで売りにくい商品というのは、一般的に「食品」「アパレル」「雑貨」の三つの商品ジャンル。三ジャンルとも、明確な商品の「検索キーワード」を持っておらず、必然的に集客は大手ショッピングモールの広告に依存するしか方法はない。

 インターネットの世界は「良い商品が売れる」のではなく、「検索されやすい」「競合他社がいない」という商品が非常に販促しやすい。商品の特性を見極めて、ネット上で売りやすい商品に加工したり、ネーミングを変えて検索しやすくしたりしてから、ネットショップ運営を始めた方が成功する確率は高い。

 プレスリリースと同時に戦略を仕掛ければ、広告費を抑えて効率よくホームページに集客できる。また、BtoBを意識したホームページ作りも、戦略のひとつとして考えていったほうがいい。

(いろは代表 竹内謙礼)



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 編集後記

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 今回のテーマで個人的に興味深かったのは「オーケー」の1.割り切り商法でした。流通業が原材料高騰に喘ぐ中、消費者はNBよりPBを選好するなど露骨に価格志向へ移行しています。しかし、その一方では不正表示や毒物混入などの食品の杜撰(ずさん)な管理体制による食の不安とのジレンマに苛まれています。

 この消費者の葛藤を巧みに解消したのが、「オーケー」の〝ワケあり〟を開示する手法だったのだと思います。「見た目も悪くないのに安い!でもナゼだろう?」その〝ナゼ〟に答えることによって納得して購買行動を起こしてもらうことに成功しているのです。

 思えば、「無印良品」の「ワケあって安い」も同じ手法でしたし、最近ではスウェーデン家具の「IKEA(イケア)」も安さの理由を開示し、安心できる買い物を提供していると言えるでしょう。

 モノや情報が氾濫する現代の消費生活では、消費者のニーズ(欲求)のみを汲み取るだけでなく、ディスターバンス(不安)を解消して、購買への動機づけをさせてあげることも重要なのかもしれないですね。



 今回も最後まで読んでくださり、誠に有難うございました。次回、またお会いしましょう!

(pyonTa)



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