毎度お世話になっております。pyonTaです。

 今回は10月22日(水)掲載分の記事からピックアップします。

 本日もはりきって参りましょう。



▼第十一号のコンテンツはこちらです

1. 「見える」CO2 商品選びに新風 環境配慮をアピール

2. イオン、衣料テコ入れ躍起 売り場 テーマ別に構成

3. 節約志向をチャンスに

4. タワーレコード、都内に小型店 駅前で多店化へ





1. 「見える」CO2 商品選びに新風 環境配慮をアピール




 カーボンフットプリント(CFP)。原材料の調達から製造、物流、廃棄まで、商品が作られ、消費される各過程で出る二酸化炭素(CO2)の総量を把握。いわば環境負荷の「見える化」。環境意識が高まる中で、CO2は商品選択の新しい基準となるか。

 サッポロビール、味の素や花王など大手メーカーや小売りが一斉にCFPの開発に乗り出している。ローソンはおにぎり8品を出す。他社が出品数を1,2品程度に絞る中では大量出品。「一つ二つでは売り場に埋もれてしまう。消費者の嗜好を知るためにも数が必要」

 09年が日本の「CFP元年」。CFPは数値化しにくかった企業の環境努力やこだわりを『見える化』して消費者に伝える窓口になる。

 「ライフサイクルアセスメント」(LCA)。製品の原材料調達から製造、物流、販売から廃棄まで、いわば商品の“一生”が地球環境に及ぼす付加を、CO2排出や水域・土壌への影響、資源枯渇などの観点から分析し、数値化する。カーボンフットプリントにはこのLCAが効果的。





2. イオン、衣料テコ入れ躍起 売り場 テーマ別に構成




 イオンが衣料品売り場の改革で苦闘を続けている。グループで販売する衣料品の規模は六千億円超と「ユニクロ」を上回るが、収益力では足元にも及ばない。

 GMSにとって収益率アップには食料品などに比べて粗利益率の高い衣料品の再生が欠かせない。だが、衣料品離れはGMSを直撃。

 アパレル関係者は「価格、機能、ファッション性のどれをとっても中途半端」と手厳しい。

 そこでイオンは改めてSPAの強化と売り場構成の見直しに活路を見いだそうとしている。ジャスコレイクタウン店(埼玉県越谷市)では、旅行関連品を集積した「トラベル」の売り場を設けた。旅行用バッグだけでなく、服飾雑貨や旅行で必要になる生活用品が並ぶ。

 ショッピングセンター開発では先頭を走るイオンだが、原点の衣料品の再生の方向性が見えない限り、中核事業は縮む一方となる。





3. 節約志向をチャンスに




 伊アルマーニの若者向けブランド「アルマーニ・エクスチェンジ(AX)」

 景気減速や生活必需品の値上がりなどで日本の衣料品の販売は不振だが、「消費者の節約志向は逆にチャンス」。高級ブランドを買っていた層が手ごろな価格のAXを買うと読む。また1シーズンだけ着る「ファストファッション」を選んでいたそうに長く着られるAXを選ぶ人が増えるとも踏んでいる。





4. タワーレコード、都内に小型店 駅前で多店化へ




 CD販売大手のタワーレコードは11月111日、同社としては初めてとなる小型店を東京都内に出す。売り場面積を66平方メートルと同社の標準店の10分の1程度に抑える。都市部の駅ナカや駅周辺に展開。

 店舗の名称は「TOWERmini(タワーミニ)」。在庫は約一万枚と標準店の二割程度にとどめ、在庫がないCDは近隣の大型店からも取り寄せるサービスも導入。

 平日は午前8時から午後10時まで営業し、通学途中の学生や仕事帰りのビジネスマンなどの需要を取り込む。

 今後は運営コストを抑えたタワーミニの新規出店を加速させたい意向。





・ 編集後記




 今回は一石二鳥の話です。

 3の記事で取り上げた「アルマーニAX」。価格志向の脅威を機会と捉えた出店計画。一石を投じて捕らえた二羽の鳥をそれぞれ考察してみました。

 一羽目としては、高級ブランド「アルマーニ」の入門者向け(特に若者向け)の出店は、少子化の時代の早いうちに顧客を自社のファンにすることで囲い込みを図る効果があります。これは多くの高級ブランドと呼ばれる企業が採用している手法で、BMWの3シリーズやバーバリーのブルーレーベルなどがそれに当たります。
 
 そして二羽目が今回の記事のテーマ。一羽目の副産物かもしれませんが、入門者向け=低価格であるという方程式が成立することによって、購買層の裾野を広げることができます。これが一羽目の鳥効果と相俟って、持続的に消費してもらうことができると推し測ることができるます。

 ピンチはチャンス」とは良く言ったものです。景気低迷で世界が震撼していますが、恐慌も視点を変えれば突破口が見つかるかもしれません。

(pyonTa)




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