昔の話 | ★☆ぴょんののんびりブログ☆★

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今、不意に、中学生時代の頃を思い出した。



中一の冬に、突然、喘息になった。



発作が出るたびに、苦しくて、発作に怯える日々が続いた。



2週間程入院して、1ヵ月ぐらい自宅で療養していた。





そんなある日、私は居間でテレビをぼーっと見ていた。



父と祖父が何か話していた。



よく聞くと、私の話だった。



『体力がないけん、変な病気になるんよ』


『運動不足で痩せとるせいじゃろ』



胸に二人の言葉がグサグサと刺さりながら、黙って聞いていた。



自分を否定されて、悲しくて涙が出そうになったけど、ずっと堪えてた。



そんな私を見かねて、オカンが、


『お父さんが四六時中、家でずっと煙草吸ってるせいでもあるんじゃないん?』


『この子だって喘息になりたくてなったわけじゃない』


と。



一気に涙があふれた。



父親のせいだと思う自分と、やはり自分の体が弱いせいだと思う自分がいて。



じゃあ、こんな私なんて生まなきゃよかったじゃんとか、不満があるなら殺してほしいとも思った。





私が言うのもおかしいかもしれないけど、私の父は凄い人だった。



嫌な部分もあったが、尊敬していたし、そんな父で私は鼻が高かった。



でも、逆にこんな子供で申し訳ないと思っていた。



今もそう。



父を亡くし、大黒柱になって家族を支えていかなきゃいけない自分が、オカンの世話になってる。



オカンに、『すみません』と言いながら、病院代を受け取っている。





父に申し訳ない。



父はどう思っているのか。



やはり、情けないやつだと思っているのだろうか。