入院している本人が一番饒舌で、嬉しそうでした。

 

3人で話すのは久しぶりですからね。

 

毎日来る母(同じ市内で、病院から遠くない)が、

 

この日はデイサービスで来られなくて、

 

姉弟だけの穏やかな時間を過ごすことができました。

 

 

途中で理学療法士が来てくれて、

 

まだ歩けない弟の足をマッサージしてくれました。

 

前日は上半身を起こすだけで目眩がしたのに、

 

1日で大分回復したと驚いていました。

 

ベッドから降りて、片足で車いすに乗ることもでき、

 

手術から3日しか経っていないとは思えない程でした。

 

 

前回の手術から17年。

 

交通事故による骨折が原因で、冬は辛そうでした。

 

年齢を考えると、次は手術しないで杖にすると言ってましたが、

 

医学の進歩はすごいスピードですからね。

 

ips で、チタンの骨じゃなくて、自分の骨が作れるかもね。

 

 

そう、病室には差し入れの【神社コロッケ】がありました。

 

下の弟が買って来たんです。

 

 

ビジュアルが悪い!

 

かなり前に、伊勢崎神社のコロッケ屋さんでブログを書きました。

 

私が学生だった頃に、神社の境内で老夫婦が屋台を出してました。

 

跡継ぎもなかったようで、屋台がなくなってから、

 

市内のあちこちで似たコロッケが売られるようになりました。

 

ケンミンショーでも取り上げられた、伊勢崎の庶民の味です。

 

ジャガイモと小麦粉が半分ずつくらいで、

 

薄くてモッチリ、ソース味。

 

1p/cは私の為に買ったと言うので、持って帰りました。

 

ジャンクフード大好きなダンナさん、喜んでました。

 

 

弟の入院は1ヶ月程度の予定。

 

その後はリハビリ病院に転院して、職場復帰です。

 

一人暮らしの弟のことを考えると、やっぱり心配。

 

これからでも結婚を考えたら? と言うと、

 

前向きに考えてました。

 

子供を持たずに、二人で暮らすのもいいよね、と。

 

 

帰りの電車は16時半。 次は17時半です。

 

頻繁に行ける距離じゃないけど、弟のことは心配です。

 

 

病院を後にして、お土産の焼きまんじゅうを電話で注文。

 

最近は焼いて売っているお店は少ないらしく、

 

温めてタレを塗るだけが多いそうです。

 

電車に間に合うか時計を見ながら、

 

あんこ入りを6串注文して、店内で待つこと数分。

 

「6串に1個だけ足りないから、その分は値引きします」

 

と言われたものの、計算が遅くて1,500円払って、

 

「お釣りはいいです!」

 

と叫んで車に飛び乗りました。

 

弟が気を利かして、ひとつ先の新伊勢崎駅に送ってくれて、

 

無事電車に乗ることができました。

 

電車の中に焼きまんじゅうの匂いを漂わせ、

 

19時55分に自宅のある駅に到着。

 

 

電車に乗ること8時間。

 

疲れたけど充実の1日でした。

 

気丈な弟が、早く良くなりますように。