自分の病気のことは、手術前には理解できていました。

だからこそ、手術を決めたのですが。

このブログがきっかけとなって、同じ病気の方ともメッセージの交換ができました。

病院に診察に行くと、

「今も、OPLLの患者さんがひとり入院中です」

と、ドクターから聞かされることもありました。

でも、ご本人にお会いできたのは、初めてでした。


入院中、リハビリの時に会った方です。

首の手術をした人は、やはりリハビリも同じような訓練をします。

大抵の方は頸椎性脊椎症の手術で、事故や加齢などによって頸椎が曲がり、

結果、神経や血管を圧迫していることが多いようです。

私の手術の1週間後、同じ病気の方が手術をしました。

リハビリでお会いした時に、そのことを知り、

お互い、その瞬間に表情が変わりました。


私よりも少し年上の男性でした。

事故が原因で病気がわかり、初めて知った病気にかなり悩んだそうです。

転倒時のリスクや、今後のことも不安になったようで、

ご自身で調べた結果、私と同じドクターに行きついたそうです。


私が退院する当日の朝、偶然に病棟の廊下で会い、

お話しする機会がありました。

とても明るい表情で、手術の結果や経過を喜んでいました。

私も同じ気持ちで、今後の生活に希望が持てました。

自分だけでなく、闘っている人はたくさんいると。


病気とは、ひとりでは闘えません。

これからも、たくさんの方に支えられて生きていきます。

そしていつか、私も誰かの支えになりたいと思います。