春が来て、夏になり、

気温が上がるごとに、体が楽になった気がしていました。

それが14日の木曜日、東大病院診察の日、

中待合で順番を待っていた時、両手に異変。

手が握れるものの、爪があたるほどではなく、

力が入りませんでした。

名前が呼ばれ、診察になった時、

頸椎の状態説明をされた後、

握力を計ってもらいました。

両手とも10キロほど。



最近の仕事中、今まで大丈夫だったものを重く感じ、

あっ、落とすかもしれない!

と、焦ることが何度かありました。

休み明けの仕事の時には左手が震えることがあり、、

500mlのペットボトルで水分を取ることさえ、

口に運ぶのが辛いことがあります。


14日の不調は、薬を飲み忘れたことが原因。

でも、薬を飲んでいる状態では、

体調の変化に気付かなかったと思います。


数日薬を飲まなかったら、本当の体調がわかるかと、

挑戦してみたくなることもあります。

精神力でカバーするには限界があり、

もし、手術で進行が止められるのなら、

それで十分だと思っています。


元気だと思っていた自分が、ある日を境に、

難病患者に変わってしまいました。

今までと変わっていないと思いたいけれど、

毎食後に飲む薬を見るたび、

現実に引き戻されてしまいます。

私だけでなく、病気と闘う人のほとんどが、

いきなりの宣告で始まるわけです。

まさに青天の霹靂。

この病気については、医学は進んでいない。

診察の時、先生に言われたことが頭に残ります。

でもいつか、解明されますよね。

OPLLのと闘う方々と共に、

その日が来るのを待っています。