こんにちは、亀吉です。今日はちょっと意外な企業「アサンテ株式会社」について、ゆるっと楽しく掘り下げてみたいと思います。

え、アサンテって何の会社かって?
「シロアリ駆除」と聞いてピンときたあなた、なかなかの企業ウォッチャーですね!
でも実は、アサンテはただの“害虫駆除の会社”ではないんです。
今回は2024年度の決算内容をもとに、アサンテの現在地と未来、そして知られざる魅力についてゆる〜く紹介していきます!


■ アサンテってどんな会社?

アサンテ株式会社は、1973年創業、東京証券取引所のスタンダード市場に上場している老舗企業です。
主な事業は、ズバリ「ハウスプロテクト」!つまり、おうちを守る仕事です。

特に有名なのが「シロアリ防除」や「湿気対策」。
「え、それってそんなに需要あるの?」と思うかもしれませんが、日本の高温多湿な気候ではシロアリやカビ、家の腐食リスクは意外と高め。
見えないところでこっそりと家を蝕むシロアリたちにとって、アサンテはまさに“天敵”!

また、近年では「太陽光発電パネルの点検」「空き家管理」「住宅のリフォーム」など、住環境全般のサービスにも力を入れています。


■ アサンテの2024年度決算をゆるっと解説!

さて、本題の決算内容。
アサンテの2024年3月期通期決算は、以下のような結果となりました。

  • 売上高:135億3,000万円(前年比 +1.7%)

  • 営業利益:15億4,000万円(前年比 +1.9%)

  • 当期純利益:10億2,000万円(前年比 +2.1%)

おお〜、地味にすごい安定成長じゃないですか!

特に注目すべきは営業利益率の高さ。
10%以上をキープしていて、これは中小上場企業としてはかなり優秀な部類です。
シロアリ駆除って、「高い専門性」と「ストック型の需要」があるため、実は利益率が高いんです。

さらに注目なのが「リピート率の高さ」。
アサンテのサービスは一度で終わらず、定期点検やメンテナンスが発生するため、継続契約が多いのも特徴。
この“ストック型ビジネスモデル”が、安定した収益源を支えています。


■ 地味だけどスゴイ!アサンテの企業としての強み

さて、ここからは“決算数字”だけでは分からない、アサンテの魅力を3つ紹介します。

① ハウスメーカーとの強力な提携

アサンテは、大手ハウスメーカー「積水ハウス」と長年にわたって提携しています。
新築時のシロアリ対策や点検などに関して、積水ハウスの施主向けにアサンテがサービス提供する形です。

つまり、新築が建てば“アサンテのお仕事が生まれる”という連携体制。
これはかなり強い!

日本の住宅は「建てて終わり」ではなく「維持していく時代」に突入しています。
そんな中で、アサンテのような定期メンテの専門家がパートナーとして重宝されているわけです。


② 社員教育とサービス品質がガチ

実は、アサンテの社員教育はかなり徹底されています。
新人研修だけでなく、現場でのOJTやマナー研修も充実。
「営業だけど作業もできる」「施工スタッフだけどお客様との会話もバッチリ」なんて社員がたくさん。

この“現場力”の高さが、リピーターや口コミの原動力になっています。

そして何より、アサンテのキャッチコピーは
「お客様のおうちの“お医者さん”でありたい」

地味ながら、真摯な姿勢がにじみ出ていて好感度◎です!


③ 配当利回りが高めで株主にもやさしい

実はアサンテ、個人投資家からも密かに人気がある銘柄です。

というのも、**2024年度の配当は年間62円(予想)で、利回りは3〜4%台(株価水準による)**と高め!
しかも、配当性向も60%以上と“還元意識”も高いのが特徴です。

地味にコツコツ稼いで、しっかり株主にも還元してくれる。
まさに「堅実派投資家に愛される企業」と言えるでしょう。


■ アサンテのこれからに注目!

さて、ここまで読んで「なんかアサンテっていい会社かも?」と思ったあなた。
その直感、当たってます!

日本の住宅市場は新築よりも「リフォーム」や「メンテナンス」に重点が移っており、まさにアサンテのような企業が主役になりつつあります。

さらに近年は、空き家の増加や自然災害対策といったニーズも増えており、
アサンテのサービス範囲もどんどん広がっていくことが期待されます。


■ まとめ:シロアリ退治のプロは、実は超・安定企業だった!

「害虫駆除ってニッチな仕事じゃないの?」と思っていた人も多いかもしれませんが、
アサンテの決算を見れば分かる通り、地道に・着実に成長を続ける“安心感”のある企業です。

派手さはないけど、社会にとって必要不可欠な存在。
そして、株主にも社員にも誠実な会社。
それがアサンテの魅力です!

もし今後、家を建てるときやリフォームするときに「アサンテさん」が来たら、ちょっとだけ親近感を持って接してみてくださいね。

それではまた、次回の企業探検でお会いしましょう〜!