いつも粘土で
大きな等身大の彫刻から
手のひらに乗るちっちゃな子たちを
作っています

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日彫展が終了しました。
ありがとうございました

『原点回帰』
それは、
今回の日彫展の来場者様からいただいた
大きな気づきのギフト🎁
ありがとうございました

会期中、
タッチツアー
(視覚に障がいのある方にも、
作品に触れて鑑賞を
楽しんでいただくご案内)
で、私の作品に触れて
鑑賞してくださった18歳の女性。
作品の顔に手を触れた時
「あっかわいい。」
と呟いてくださったそう。
そのエピソードを
伝え聞いた私の中の、
何かがガラガラと崩れ落ちて…
映し出されたのは
過去のある場面。
そう、
私が彫刻を始める
きっかけをくれたのは、
特別支援学校で出会った
中学部の生徒たち。
元気いっぱいのエネルギーで
思いっきり向かってくる小学生と
外をかけ回っていた
小学校教師時代から一転。
温度管理された教室。
医療と密接に繋がるケアを必要とし、
教室のマットに
横になっている生徒たち。
目の前にして私は、
どう授業を
組み立てていったら良いのか
全く分からず試行錯誤の毎日。
たどり着いたアプローチの一つが、
触覚…粘土だった。
生徒の広げた手のひらに
粘土をゆっくりと置いて
一緒に包み込んだ時の
わずかな口の動き。
瞬き。
声。
応えてくれたことが
すごく嬉しくて…。
あの頃の私は、
生徒達やそのご家族から
たくさんの大切な
何かを教えていただいた。
『生きる』ということ。
そこから、始まった
私と粘土との付き合い。
これからも
四の五の言わず
作っていこう

原点回帰

今回の投稿画像は全て、
作業場で完成時の写真です。
日彫展✨
大変お世話になりました。
今回、画像や会場で
私の作品を見てくださった
すべての方々に感謝申し上げます

ありがとうございました
