皆さま、おつかれさまです。
今回の講義内容は損益通算です。
また今回は、第一回目の確認テストがありましたので、それについても少し触れたいと思います。
【損益通算について】
Ⅰ 損益通算の対象となる損失の金額
①不動産所得
②事業所得
③山林所得
④譲渡所得(総合短期、総合長期)
※損益通算できない損失はコメントする
「○○所得の損失の金額は損益通算できない」
※分離譲渡の損失については資産名をコメントする
例 「(空き地)の譲渡による損失は損益通算できない」
Ⅱ 損益通算の順序
①同一グループ内での損益通算をする
・経常グループ →配当、不動産、事業、給与、雑
・非経常グループ→総合譲渡、一時
②経常→非経常→山林、退職の順に控除する
※総長、一時の×1/2 は最後にやる
【確認テストについて】
何とかノーミスで解答できました。
今回は時間的な余裕があったので、時間をフルに使って、計算はとにかくミスをしないようにじっくりと解いていきました。
内容的には特筆すべき点はないのですが、自分は理論を書くスピードが遅いです。
トータルでは時間内で終わっていますが、講師が言っていた理論の標準時間はオーバーしています。
理由は明確で、暗記の精度が低いからです。
すべて覚えてはいるのですが、すらすらと出てくる程ではなかったので。
ミニテストや答練以外では、理論を書く練習は普段しません。
めんどくさいとか手が疲れるとかではなく、意味がないからです。
理論の書くスピードは、暗記の精度にのみ依存します。
どんなに書く練習をしても、暗記の精度が甘ければしょっちゅう手が止まります。
今後は応用理論や事例形式の出題も増えてくるでしょうが、結局は覚えていることの転記が大部分を占めます。
実判以降の答練で上位に入るには、理論を少しでも早く書くことが不可欠です。
書ききれなかったときの失点は大きいし、時間配分で計算にも影響が出ます。
年内の比較的余裕があるうちに、理論暗記にもっと時間を割くべきだと思いました。
今までは一応すべて覚えたらその理論は良しとしていましたが、さらにしつこく回して、暗記の精度にこだわっていきたいと思います。