第7講 損益通算 第1回基礎完成確認テスト | 税理士試験 2014年所得税法のまとめブログ

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皆さま、おつかれさまです。



今回の講義内容は損益通算です。


また今回は、第一回目の確認テストがありましたので、それについても少し触れたいと思います。




【損益通算について】


Ⅰ 損益通算の対象となる損失の金額


 ①不動産所得

 ②事業所得

 ③山林所得

 ④譲渡所得(総合短期、総合長期)


 ※損益通算できない損失はコメントする

「○○所得の損失の金額は損益通算できない」


 ※分離譲渡の損失については資産名をコメントする

例 「(空き地)の譲渡による損失は損益通算できない」



Ⅱ 損益通算の順序


 ①同一グループ内での損益通算をする


  ・経常グループ →配当、不動産、事業、給与、雑

  ・非経常グループ→総合譲渡、一時



 ②経常→非経常→山林、退職の順に控除する


 ※総長、一時の×1/2 は最後にやる




【確認テストについて】


何とかノーミスで解答できました。


今回は時間的な余裕があったので、時間をフルに使って、計算はとにかくミスをしないようにじっくりと解いていきました。



内容的には特筆すべき点はないのですが、自分は理論を書くスピードが遅いです。


トータルでは時間内で終わっていますが、講師が言っていた理論の標準時間はオーバーしています。


理由は明確で、暗記の精度が低いからです。


すべて覚えてはいるのですが、すらすらと出てくる程ではなかったので。



ミニテストや答練以外では、理論を書く練習は普段しません。


めんどくさいとか手が疲れるとかではなく、意味がないからです。


理論の書くスピードは、暗記の精度にのみ依存します。


どんなに書く練習をしても、暗記の精度が甘ければしょっちゅう手が止まります。



今後は応用理論や事例形式の出題も増えてくるでしょうが、結局は覚えていることの転記が大部分を占めます。



実判以降の答練で上位に入るには、理論を少しでも早く書くことが不可欠です。


書ききれなかったときの失点は大きいし、時間配分で計算にも影響が出ます。



年内の比較的余裕があるうちに、理論暗記にもっと時間を割くべきだと思いました。


今までは一応すべて覚えたらその理論は良しとしていましたが、さらにしつこく回して、暗記の精度にこだわっていきたいと思います。