えーこちゃん、さっこちゃん卒園（追記あり）

保護から卒園までの記録

♪時を越えて君を愛せるか

本当に君を守れるか

保護した直後の、えーこちゃん

（駅のホームにて）

しのちゃんから、もよままさんへ。そして、もよままさんから、かーちゃんに連絡が入り、2019，12，6、都内某駅の改札口で元飼い主と待ち合わせをし、この子達を保護しました。元飼い主は、この子達を小さな段ボール箱に無造作に突っ込んで、スーパーの白いビニール袋に入れ、ブラブラぶら下げて現れました。その箱の中にはチモシーなどは一切入っておらず、この子たちへ愛情が無いことは直ぐにわかりました。「どこのメーカーのフードを食べさせていますか？」「この子たちの好きな食べ物は何ですか？」「何でも食べます」「え？」モルモットフードの名前も、好きな食べ物も答えることが出来ない元飼い主。

♪空を見て考えてた

君（たち）のために今何ができるか

保護した直後の、さっこちゃん

（駅のホームにて）

この子達を持参したキャリーに入れる時。傷口を見せながら「モルモット用と書かれたキャリーでの事故だったので私の責任では無いです。メーカーのせいです」と元の飼い主が言ってたけど、こんなに小さな子たちに、これを使ったらこんな事故が起こるかも知れない。それを想定して事故を未然に防ぐのは飼い主の責任だと思うんだけど私がいくら説明しても多分この人には分かってもらえないと思ったし、早く保護したかったので、「ではお預りします。大切に育てますね」と言って、その場で別れました。「こんなに可愛い子たちを本当に手離していいの？後悔しないの？」そんな思いを抱え、ズンズンと足早に去って行く元飼い主の後ろ姿を眺めていたけど、一度も振り返ることもなく私の視界から消えて行きました。この子たちについて何も分からないまま、ベビモルたちと暮らすことになりました。保護した時には既に止血していて、特に急がなくても大丈夫との事だったので、かかりつけの動物病院が午後から休診だったこともあり、翌日連れて行くことにしました。