いつの間にか、朝まで自然に任せることになって、日付が変わりました。


陣痛室にはベットが4つあるのだけど、

前日の朝早くに、ピョンが一番に陣痛室に入っていましたが、

後から陣痛室に入った妊婦さんが先に分娩室に行ってしまい、、、

陣痛室の主みたいになってしまいました。


陣痛室にはピョン達だけになったので、日付が変わったころに、

助産師さんが隣のベットとのカーテンを開放してくれて、

少し広くしてくれました。


旦那は朝からずっと付き添ってくれていて、

疲れてしまったのか、パイプ椅子に座ったまま、

いびきをかいて寝てました。


そのころ、陣痛の間隔は3分程度。

陣痛が来るたびに、尿意が強く感じられ、トイレに非常に行きたくなる。

一人では行けないので、ナースコールをしてトイレに行くが、実際は出ない。。。


産褥パットを確認された結果、高位破水したかもしれないと。


しばらくして、当直の先生がやってきて、内診。(確か2時ごろ)

今までの内診は助産師さんや女医さんだったけど、

当直の先生は男性で、力強く内診されて、その際に破水。


生暖かい液体がどわ~と出てきました。

着ていた分娩着も濡れてしまったので、新しいものに変えてもらいました。


破水後にも子宮口の開きも進むということで、

モニターをつけながら様子をみることに。


助産師さんから、ピョンの体力を心配してくれて、

少し休んだほうがよいとのアドバイス。


陣痛を感じながら、寝ることにしました。

リラックスできるように、ラベンダーオイルを含ませた熱タオルを

枕近くにおいてくれて、少し気分が落ち着きました。


少しウトウトして寝ていても、やっぱり陣痛が痛い時があって、

痛い度にナースコールをしてしまいました。

やっぱり、陣痛がくるとトイレに行きたくなって、助産師さんに要望すると、

破水した後なので、導尿して抜きましょうと言われ、抜いてもらいました。


このころ、旦那は陣痛室の奥のソファーに移動して、

横になって寝ていました。


8日の未明には、やや大きな地震があったのですが、

地震があっても旦那はおきることなく、いびきをかいて寝てました。


少し眠ったせいか、食欲が少し回復し、

朝方、(確か6時ぐらいかな。。。)旦那におにぎりを買ってきてもらう。


陣痛の合間に20分ぐらいかけて、鮭おにぎり1個をやっと食べることができる。


7時ごろの内診で、当直の先生から、

「子宮口が全開になるが、陣痛が弱いので、このままでは分娩できない。

 陣痛を強くするために、促進剤を投与します。」と説明される。


説明後、旦那とピョンで同意書にサインするんだけど、

サインしている途中に陣痛がきて、字がめちゃめちゃになってしまいました。


陣痛の合間に同意書をもう一度読み、

促進剤の成分について、大学の授業で習ったよね・・・なんて

会話してしまうという変な冷静さもありました。


すぐ点滴されると思ったら、10:30ぐらいに点滴開始。


点滴が開始されたら、陣痛が強くなって、辛かった。

今までの痛みは弱かったことを実感。


「痛い!もう無理。絶えられない。」って何度も言ってました。

声を出したら、体力が消耗するのはわかっていたし、

マタニティークラスで注意されたけど、何度も声に出してました。


痛くて、肛門の辺りを押してもらわないと辛くて、

陣痛のたびにナースコールを押してました。


旦那も時々、肛門の辺りを押してくれるんだけど、

力加減や押す場所が微妙に違って、

「違うよ!」と言ってしまいました。


助産師さんに「いきみたい感じはある?」って毎回聞かれたけど、

「いきみたい感じが、どんな感じか分かりません。」って答えてました。


陣痛が強くなっても、なかなか赤ちゃんが入ってこないので、

左側を下にして寝てみたり、座ったり、いろいろと体勢をかえてました。


11:30ぐらいに、なんとなく股の間に物が挟まったような感覚を感じるようになり、

横向きに寝た状態で、助産師さんと一緒にいきみの練習をする。


1回いきむことはできたけど、2回続けていきむことができず、

何回か練習する。


そして、やっと分娩室へ移動することになります。


続きはレポ④で。