先日はお家でDVD鑑賞。
ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットのエターナル・サンシャイン観ました。
画が好きだった。
構図とか色合いとかなのかな。
好きな映画の一つに、
「愛を読む人」があって、
こちらもケイト・ウィンスレット。
歳を取ってからの彼女の演技が好き。
恋人との記憶を消そうとして、
その日々の素晴らしさに気付く。
誰かと生きていくってことは、
良いところばかりでなく悪いところも全部含めてってこと。
病めるときも健やかなときも。
自分ばっかじゃない。相手も同じ。
お互いさま。
不満が無いなんてない。
誰と一緒に居てもそれは同じ。
ずっと変わらないなんて無い。
変化していくことが大切。
祭りの屋台のたこ焼き。
コンビニの肉まん。雪の日の帰り道。駅で売ってるアップルパイ。ビニール傘と漫画。二重扉。
ニット帽とゴーグル。出し巻き卵。
首に巻かれたマフラー。
自動販売機の温かいほうじ茶。
空港の夕日。
交番の前の柵。地下道。簡易椅子。
ライトアップされた東京タワー。
老舗のソウルBAR。
灰色の海と空。線路脇の花。強風に迷った道。リコッタチーズ入りのパンケーキ…
骨折した右膝。長い長いギプス。
車椅子を押す彼女の赤くなった掌。
忘れたくない。
でも人間は弱い生きものだから、
気持ちを記憶だけでなく記録にも残したいと思う。
そしてまたいつかこの映画を観たいと思う。
