幼い頃から
『おまえさんは、いずれ
結婚して、この家を出て行くんだよ』
と、
祖母に諭されながら
育った私。
私が3歳の時に
弟が産まれたことで、
父は母の家の養子に入り
弟は母の家の後継になる
そんな
流れが始まった。
…なので、
祖母の計算では
私は
後継になる必要は無いので、
この家を出て行く身となる。
そもそもは、
兄が産まれる時に
この話が湧いてきたのだが、
兄が早産で亡くなり
1年後に産まれた私が
女だった為に
母は父の苗字のまま
跡取りの話から離れて
世間と同じ感覚で
生きれた数年間だったのだと思う。
…という思い出を
4月から始まった
朝ドラ【虎に翼】を観ながら
思い出す。
主人公と
同じ時代に女学生だった
祖母の【幸せ】の常識は
戦後の法改正後も
変わらないまま
だったんだろう…
先日、亡くなった
大叔母も祖母も、
それを信じて
生きて来た人達✨🌈
今、
色々と
時代の流れは変わっているけれど、
祖母達が変われなかった様に
学生時代までに
定着してしまった
一度、信じた
【幸せ】の意識を
どれだけの人が
変えることが出来るのだろうか?
変わったことが[常識]とまで
成ったり、
許されるのは、
その次の次の
孫世代への流れ✨
植物や動物の変化と同じ様に
人間も
それくらいの時間がかかる
生き物🌱
だと思って、
過ごしていても
良いんだと思うんだよね✨