こんにちは
久しぶりに引っ張り出した
ペトロ君
ご機嫌ナナメで上手く発光せず👇🏻
手のかかる子ですが
私のキャンステのデザインとなった
思い入れのあるランタン
久しぶりにメンテナンスします
トップに私が映りこんでまだまだ綺麗
ですが
マントルは真っ黒です
先ずは分解して清掃します
清掃は点検なり
これ大事‼️
掃除しながら色んな所に目を凝らして確認して行きますよ
トップから順に次々と外し確認
インナーチムニーの開口部
煤けてます
ここは怪しい
とりあえずここまでバラす
掃除しながら確認
焼け跡のある所はヒビとか無いか？
取付ガタはないか？
大丈夫です
グローブ清掃しながらひび割れないか？
大丈夫です
マントル外し
ステンレスノズルを外す
結構締めたはずですが
簡単に手で緩みます
点灯中にノズル落下するアクシデント
結構あるみたいです
推測ですが
ネジピッチの加工精度が悪い
ノズルはステンレスだが相手側のガスチャンバーは真鍮の為熱膨張係数が違い
両方の悪さが重なり緩むんじゃないか？
知らんけど🙄
ここは何か考えたいな
外したノズルを清掃し
詰まりや割れがないか確認
大丈夫です
ミキシングチューブを上下に引っ張る
上に引っ張った時
下に押した時
ミキシングチューブの高さ
結構変わります
燃料を空気と混合させる部分なので
この高さ管理は重要です
後で調整します
固定ネジを緩めて分解します
ミキシングチューブを外し点検
固定するネジによって窪んでる
このネジの先端尖っていて
燃焼させる度にミキシングチューブガタついて締めこんだから
穴はあいて無いので
ミキシングチューブはそのまま使う
そのうちスペアパーツ手に入れよう
とりあえず固定ネジの先端を丸める
インナーチムニーの高さ方向のガタは出来れば無くしたい
ちょっと確認
反対側のノズル側にガイド板があり
その板が曲がって変形してますね
ガスチャンバーを外し
この曲がったガイド板を直す
プライヤーで真っ直ぐに
壊れない様に慎重に
クイクイっと
真っ直ぐになったガイド板
ミキシングチューブを入れ
ガスチャンバーを締めこむ
緩みやすいのでプライヤー使いました
一回締めても緩むので
点灯させる前に確認した方が良いです
これでガスチャンバーでインナーチムニーの高さ方向をガイドする様になった
ステンレスノズルをしっかり締め込む
(私はステンレスノズルに変えましたが、付属のノズルはセラミックなので割れやすい為注意が必要です)
元に戻して
付属の隙間ゲージを入れインナーチムニーの高さを合わせる
ガタほぼ無くなりました
締めこんで固定します
怪しい箇所
もう1箇所を点検する
バルブの開閉で燃料を出すノズル部分
ニップルとクリーニングニードル
先ずは動作確認
グリップホイールを上の消化位置にし
ニップルから針の様なクリーニングニードルが出ている事を確認
クリーニングニードルがニップルの穴を塞ぐので燃料をシャットアウト
ＯＫ
グリップホイールを下にして
クリーニングニードルが下がった事を確認
ニップルの穴から燃料が噴射可能
ＯＫ
動作はＯＫでしたが
念の為バラして点検する事にする
この作業は初めて
ニップルを付属の工具で外し
あれ❓
ニップル緩んでました
手で簡単に回せた💦
クリーニングニードルがお目見え
この付属治具で緩めて取り出す
こいつも緩んでる
はずれたニードル真っ黒ですね
予備のものと比較します
予備パーツと交換しても良いけど
良くみると針の長さが違う
部品精度の問題だと思いますが
交換するなら一緒に付いてきたニップルもペアで交換した方がいいのか❓
今回は掃除してこのまま使用します
ニップルも付属の治具で穴部分を清掃
アルコールで清掃したニップルを治具で組み込み
クリーニングニードルの針を折らない様にニップルを組み込み
工具で締め込む
グリップホイールを回し点検
はいＯＫ
ペトロマックスって色んな所のネジが結構緩むので注意が必要
なので
ジェネレーターの所も緩んでないか確認
大丈夫でした
組み立てます
新しいマントルを付けて
今マントルは純正ではなく
キャプテンスタッグの
テラパワー用を使用してます
全て組み込みメンテナンス終了
外で点灯テスト
マントルのから焼きし
予熱バーナーでプレヒート
さて
運命の点灯は
バッチリ✌️
コールマンのランタンとは違い
かなり手のかかるペトロ君
構造や仕組みが分かるようになり
だいぶ慣れましたが
たまに連れ出さないと
ご機嫌ナナメみたいですね〜
(^^)ラン
