舞台あかいくらやみ ~天狗党幻譚~。。。 (感想)
5/31 14時。
大阪森ノ宮ピロティーホール
席。。。U列の中央席。
(双眼鏡もっていきました。。これっ大活躍☆
暗いので、焦点も。。。何度も合わせ直しました。。。
私の中では?、この席で、拝見するのでぎりぎりの許容範囲かな?☆
って感じでしたね。。。)
長塚圭史さんの舞台。。。
とっても知的で、時空超え。。。かつ歴史小説の中に、影。。と面白さ☆
時にはユーモアも?感じさせる、すばらしい舞台でした。
原作。。。山田風太郎著『魔群の通過』は、水戸藩の武士、尊皇攘夷の志を胸に、水戸から京を目指した 大遠征した、水戸藩天狗党の人知を超えた行軍を克明に描いた歴史小説。
出演: | 作・演出:長塚圭史 出演:小栗旬/小日向文世/白石加代子/原田夏希/小松和重/古舘寛治/横田栄司/福田転球/武田浩二/駒木根隆介/斉藤直樹/六本木康弘/木下あかり/中山祐一朗/伊達暁/長塚圭史/中村まこと/大鷹明良/小野武彦/他 |
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曲目・演目: | 原作:山田風太郎「魔群の通過」 |
この舞台は、江戸時代幕末の、水戸天狗党の残党、さいみ党?
(これはフィクション?)が繰り広げる凄惨な報復劇。。。
そこには、 因縁にまつわる。。。復讐劇。。
なぜ?、昭和時代の この夫婦 (小栗旬、原田夏希)にまつわり、
つながっていくのか。。。??
太平洋戦争直後の、ある群馬の宿に、逃げ込み、
到着したことからはじまる。。。
悪夢が始まる。。。
なので、 はじめに 赤い天狗が、二人。。。
そして。。。この夫婦二人 が、
時空を超えて、つながっていく。。。という設定??
を、思わせるところから、始まる。。。
これが、謎解き。。。?の始まり。。。??
くらやみ。。。というだけあって、結構暗いです。。。
時間は2時間半位です。。。
そして、 円形?の舞台をうまく使って、
現在。。。過去。。。過去も何代も及ぶが
時空を超えていくところを、うまく表現している舞台です。。
小栗旬くんが、かっこいいだけなく、本格的な舞台俳優として、
活躍していましたね。。。
声も、よくとおっていましたねっ。
時を超えていく女。。。時間を超えて生きていく女。。。?
みたいな設定で、原田夏希さんが、 夫婦の妻奈生子、おとせ、おうめ、霧島の妻という、4役を演ずる。。
配役。。。
太一郎。。。小栗旬 武田金次郎と老人。。。小日向文世
奈生子、おとせ、おうめ、霧島の妻。。。原田夏希
老婆とおゆん。。。白石加代子 山国兵部。。。小野武彦
藤田小四郎。。。小松和重 金海入道。。。福田転球
田中平八。。。横田栄司 田中原蔵。。。中山祐一朗
武田耕雲斎。。。中村まこと 田沼玄番頭。。。大鷹明良
武田彦衛門。。。武田浩二 田丸稲衛門。。駒木根隆介
現代(昭和時代)の世界に 引き戻してくれる役は??
葛河梨池 (過去は、市川三左エ門)。。。古舘寛治
野口。。。長塚圭史
私は、 水戸天狗党のこともあまり知らなかった。。。
水戸藩 尊王攘夷の志をもつ武士たち。。。
常陸国太子村→ 野洲→ 上州→信州→美濃→ 越前へ向かう。。
ここの始まりは、茨城県水戸市から→群馬。。
京を目指したが、阻まれ、越前へ流れる。。。
この時代、越前の峠で、350人あまりの 斬罪。
田沼意次の名により、処刑される。。。
水戸天狗党は、礼儀正しく、義を重んじる集団だったという。。。
志半ばにして、断念した天狗党。。。それが、さいみ党へ
なぜつながったか?。。。
血をつなぐこと。。。 怨念、遺恨の思い。。。
さいみ党の 執念、怨念により、つながり、迷い込み、時空を超えて
武田金次郎(小日向文世)や、過去の亡霊たちと出会い、
梦とも? うつつとも?時間、時代も超えていき、
わからない世界に入りこんでいく。。。??
血の宿命。。。??
遺恨。。。 復讐の思いが強いと、遺恨の思いが、強くなること。。。
どこまでも入りこんでいく。。。どこまでも呪いの世界。。。??
深い遺恨の思いで、何かをきっかけに、
深い影の世界へ。。。 闇の世界へ堕ちてゆく。。。??
新しい命。。。?? 命の大切さ☆ 前を向いてあるいていくこと。。。
こんなことも、テーマかな?
昔も現在も、 義を重んじることが大切。。。
真摯に進んでいくこと。。。 こんなことも、表現しているのかなぁ?
報復の連鎖は、断ち切れるのだろうか。。。??
なぜ連鎖したのか。。。?
思い。。。祈り。。。 というものはあるのか。。?
断ち切れるのか? 思いは。。。通じるのか。。。??
舞台も、深い闇の中ですが、 この物語の思いも、
深い深い思いだったのでは。。。??
昔むかし。。。という、遠い時代のお話でもないなぁ。。。って
言う風にも、感じました。。。
今回、 舞台俳優として、すばらしい役者さんばかり!
この、長塚圭史さんの、脚本は、 脚本のセリフ回しも、
結構]むずかしいし、ややこしいし、結構早口だし、
難しかっただろうなぁ~?って思います。。。
そして、舞台のテンポ☆が良いんてすよね~♪♪
だからこそ、また、この舞台演出 刺激的だし☆、斬新だし☆
面白さを感じてしまうのかもしれません。。。
そして。。。謎解きも。。。
(私は、勝手に、この知的な舞台の面白さ☆、謎解き。。。?
野田秀樹さんのことを、思ってしまいました。。。
どちらも、脚本も演出もうまいなぁ~♪って☆)
個性的な俳優陣が集結。。。そして、これを長塚圭史さんが、
最大限、生かしたような気がしました~♪♪♪
小日向文世さん。。。またまたシリアスな部分とダークな部分が、見え隠れする、魅力的な役を今回も演じ切りました。。。 (このごろ映画でも、こういう役が多い小日向さん。。。でもいつ見ても、面白い☆)
私の中では、今回一番魅力的だったのが、白石加代子さん。。。
現代では老婆。。。過去ではおゆん。。。
どちらもキーとなる役でしたが、 どちらも、強烈な印象を残し。。。とても個性的☆白石加代子さん、なくしては。。。?
と思う位、 素敵な演技でした。。。
そして、カテコの時は、とっても、チャーミングで、可愛らしい方だなぁ~♪って思いながら、拝見していました。。。
古舘寛治さんは、あの風貌なので、現在も過去もあまり際立った印象はないんだけれど。。。
でも、小説家の先生っていう役どころを、この舞台の中で、いい味を出して、演じられていましたね。
(モバゲーCМの、古舘寛治さんと松雪泰子さん)
長塚圭史さんの。。。阿佐ヶ谷スパイダースの公演は、みたことがありませんでした。。。
でも、また長塚圭史さんの舞台。。。
特には、歴史物の舞台は、是非、拝見したいと思いました。。。
関西公演でねっ☆
とても、面白い舞台でした。。。
このお昼の公演。。立見席に入るために並ばれていた方が、かなり多かったけれど、みなさんごらんになれたのかしら。。。??
それほど並ばれていましたねっ。
この週末、 長塚圭史さんと常盤貴子さんは、 関西でツーショットで、
どちらか?いらっしゃってたのかなぁ?
常盤貴子さんは、舞台レミングの 大阪公演の出演。。。
週末は忙しくって、レミングには、行けなかったけれど。。。
これは、またよくおじゃまする、ブロ友さんの感想を楽しみに
待とうかしら??。。。♪♪
お似合いの二人。。。是非、ツーショット、拝見したいものです
お花。。。
小栗旬くんに、 笑福亭鶴瓶さん。。読売テレビ。。キネマ旬報社
CМの西日本電信電話 などなど、たくさんきていていましたね~♪
白石加代子さんあてのお花も撮ってみました~♪