やっと、先週、映画ペタルダンスを観ました。
ペタルとは。。美しく舞う、花びらの意味。。 。
女優たちの。。美しく重ねるアンサンブル。。
この映画監督は、石川寛監督。 (今回は、監督、脚本、編集)
この方は、 映画監督であり、CМディレクターであり。。。
前作 『好きだ』 は、ロングラン上映をしていたらしい。。。
(この映画を見ることになり、DVDでみたので、知らなかった。。。 きっかけは、安藤政信さん出演♪)
ドキュメンタリー映画? のようにも感じる? とても自然体で、
私は、他には、類を見たことがない、 映画の撮り方をされる 監督の作品です。。。 ロードムービー。
プレス記事より。。。あらすじ: 大学からの友人である、ジンコ(宮崎あおい)と素子(安藤サクラ)。ある日、同じく大学時代の友人で、一人だけ地元で暮らしているミキ(吹石一恵)の妙なうわさを耳にする。それは、彼女が自分から海に飛び込んでおぼれたものの、助かったというものだった。ジンコたちは休みを合わせ、うわさの真相とミキの様子を確かめようと、彼女のいる町へと向かうことにする。ジンコが勤め先の図書館で出会った原木(忽那汐里)も運転手として加わり、一泊二日のスケジュールで車で旅をする三人だったが……。
他、 安藤政信 (素子の元夫)/
風間俊介 ( 川田 ジンコの友達以上恋人未満の。。彼。。??)/
後藤まりこ (原木の先輩(店、ネコライの))/
韓英恵 (原木の友達。行方不明)/高橋努(ネコライの店主)
感想。。。??
この監督さんの作品は、好みがはっきりと別れる作品。。。だと思う。。。
とても、繊細で、抒情的で、言葉も(セリフ)も、とても少ない。。。
多く語らなくって、見た人に、 想像されたり、
見た人に、 あとで、何か感じてもらえたら。。。??っていう、
映画なのかな??って思います。。
とても自然体で、絵コンテだけがあって、俳優さんたちに自然に演じてもらっているのかなあ。。。??とも思わせる?映画です。。。
とっても、 長回しで、遠くから、自然体で撮ってる映画だと思います。。。
こういうところに、 石川監督の オリジナリティや、 アイデンティティがあるのかなぁ~♪って。
音楽も、 エンディングと、 一部効果音がながれますが、
ほとんど、自然の音。。。風の音、 とりのさえずり、、波の音。。。
映像から、自然な空の変化、雲、風 陽光にも優しさを 感じてしまう。。。
見守っているって感じかなぁ~。
ミキ(吹石一恵さん)が、海に飛び込んだことから。。。?
彼女たちは(宮崎あおい、安藤サクラさん)、なぜ?、と。今、何を想っているの。。。??って。
そこから、 みな、自分たちが、何か新しい一歩を踏み出していこうとしている。。。
そして、多く語らないけれど。。。 近くで寄り添っているのである。。
原木も、 この三人を見ながら、自分のことと重ねあわせながら、
キョウコが生きていてほしい。。。と願っている。。。
原木(忽那汐里さん)が、毎日、 風にのせて、 何か。。。?つぶやいている。。。これは、 祈り、願い。。☆
友達キョウコ に生きていて~、元気で笑っていて~☆という願い。。。
この感覚も、 私には、わかるけれど、わからない人もいるだろうなぁ~??
先輩(後藤まりこ)がネコライの店主が、直接閉店を継げずに、別れに。。
これに対して、 このごろ、 さようなら~、って言えない人が多い。。
おつかれさま~って言葉で。 ちゃんとさようなら~ってしなくっちゃって。
さようなら。。。っていえなかったから、形見に、店のトルソーを持って帰る。。。
さよならばぁ。。。 って原木に告げる。。。
さようなら、 さようならならば??。。。っていう意味もある。。。
この言葉 さよならばあ☆も、後藤まりこ がいうから、印象的な言葉だ。
直人 (安藤政信)と 素子(安藤サクラ)の 関係。。。??
あまり長くあわないと、しんどいね。。。 っていうセリフ。。。
これって、いいカタチで、別れた?ってこと?。。。
直人が、俺もひきこもってたことあるから~?っていうシーン。。。 直人はどうして?病気だったの?みたいな感じで、
映画全編言葉(セリフ)少な目で、想像?させるの。。。?
直人(安藤政信)が、 車を 貸すシーンで、
ミキもみんなと会えたら、嬉しいよ~って。
そこで、素子(安藤サクラ)が、 なぜあんたがわかるの?!って。
ちょっと、怒る!
→ ここで、素子は、 ヤキモチ☆?? そして、 勝手に語るな? どちらの意味もあったかもしれない。。 このシーン、いつも個性的な安藤サクラさんだけれど、とっても可愛く思えた。。♪
直人 が、素子に 会いに来てくれたんだ~っていうシーンも、自然体で、安藤政信さんが、かっこいい~。 そして、車のフロントガラスをスウェットの袖で拭くシーンも安藤政信なので、絵になるなぁ~って☆
この映画の中で一番自然体で飾らない 素の☆性格が素子なのかなぁ?
ジンコ(宮崎あおい)と 川田(風間俊介)の関係。。。
これは、初めのシーン☆ 恋のはじまり。。。??
とてもとても☆繊細な、心の機微、描写を表している。。。
後半、 川田に突然、電話で、好きだ!って告白される。。
みんなと深刻な?シーン。。。
感情を押し隠しながらも、でも、とっても嬉しそう~♪♪♪
ここも、とても心の機微を 表していて、とても初々しくって、可愛い☆ 好きだなあ~♪
とても自然体でピュア~♪ ジンコと 川田のシーンも好き☆
偶然か? 必然か? 原木も加わった 女たちの一泊旅行が始まる。。。
出会ったとき。。。ミキは、 なんで?!!と、びっくり。。
女四人で、ミキが飛び込んだ場所などに出向く。。。
これは、 軌跡をたどり、 自分たちの心の絆を確かめ合い。。。
また心の軌跡、心の移ろい。。をたどり
自分を見つめ直す時間。。。そして自分を見つめ直す空間
ミキにも。。。どうして?とか、 つらかったの。。。?とか、大丈夫。。。?なんて言葉は一切かけないの。。。
ジンコが、みんなと、冬の海沿いで、ロールプレイングゲーム?みたいことをするんだけれども、
六年?ぶりの再会に対して、 全然関係のない、たわいのないことをしたり、話したりして。。。
でもでも、ミキは、全部わかってる。。伝わっている。。
これで、 原木を含めて、みんなに、自分の大切なもの☆、 自分の願い、祈り☆。。 みたいなことも感じて、皆が、一歩ずつ踏み出していこうとしたんだなぁ~って。
この映画、 女性四人の 立ち位置、が面白いなぁ~って☆
映像的にも、映画の中での役割的も。。。
原木は、 自分も見つめ直しながらも、傍観者だし。。。
とても、繊細であり、哀しみや不安を抱えながらも、
物語を 紡いでいく映画。。。
人は誰かに寄り添ってほしいのです。。。 人は誰かに、黙って優しく寄り添っているのです。。。そんな風にも、感じる?の映画です。。。
とても、 好みがわかれる?映画だとは思います。。。?
いい映画でした。。。☆☆☆
最後に。。。
好きだ と ペタルダンス。。。 どちらが、もっとお好み~?って聞かれれば。。。?
繊細かつ抒情的なところは、 同じ香り。。。
やっぱり、私は、 この監督の 淡い恋心を描いてる時間が長い、
好きだ が、もっと☆好きです☆
この監督が織りなす、 淡い恋心を描く 繊細な映像 の ロードムービーはまた見てみたいと思います。。。♪♪
シネリーブル神戸に四月初めに行った時の、手作りの素敵な☆番宣!
こういうの、映画館で、楽しみにみています。。。♪
今、入口のオープンシェルフは、ペタルダンスで綺麗に飾られています。
入口で、受付さんから見えるので、写真撮るのやめました(笑)素敵ヨ☆
映画さよなら渓谷のポスターも、四月から飾られています。
(真木よう子、大森南朋さん♪ この下の手作りコメントも好きっ☆)
映画シャ二ダールの華(綾野剛、黒木華)
映画夏の終り (満島ひかり、綾野剛、小林薫)
夏の終りの映画番宣見ました。。
番宣だけでも、 ひきこまれていきそうに、素敵な映画でした。
満島ひかりちゃんの表情と心の移ろいが現れていて、たまらない。。!
綾野くん、小林薫さんとの、興味深い、不思議な関係、この人たちの演技も、たった二分の番宣でも、すばらしい。。。
絶対行く、楽しみな映画です☆☆☆
一応、本も読むことにしました。。。☆☆
原作 夏の終り(瀬戸内寂聴さん。自身の自叙伝的?な小説ともいわれています。。。)