カルテット!人生のオペラハウス 

  ヴェルディ生誕200周年記念 


pyonちゃんのブログ


この映画!  ダスティン・ホフマン監督っていうのと、

クラシックの名曲で奏でる~♪っていうので、

 興味を持っていきました~♪


そして、映画館の、有名著名人の感想など、読んでいたので~。

岩下志麻さん、 中村吉右衛門さん、 中村メイコさんほか、有名著名人たちの・・・

(年配の方が、多かったけれどね~)


なので、 客層も、年配の方が多かったですね。

(もちろん、若者もいますが。。。)



あらすじ。。。 (プレス記事より)

イギリスの田園風景が広がる中にあるビーチャム・ハウス。そこは引退した音楽家たちが身を寄せるホームだった。資金難のため存続の危機にあるビーチャム・ハウスのためにコンサートを開催しようと準備が進められていた。愛には見向きもせず音楽の普及に心血を注ぐレジー(トム・コートネイ)、キュートさはそのままに痴ほう症がはじまったシシー(ポーリーン・コリンズ)、ホームでも女性を追いかけているウィルフ(ビリー・コノリー)に、ある日、激震が走る。かつて彼らとともにオペラのカルテット(四重唱)を組んでいたが野心とエゴで皆を傷つけ去っていったプリマドンナのジーン(マギー・スミス)が入居してきたのだ。特に9時間だけジーンと結婚していたレジーは心中穏やかではない。ジーンは過去の栄光にすがり、今では人前では歌えない状態にあった。かつて英国史上最高のカルテットと謳われながらも決裂した4人は、ホームを救うためにコンサートへと臨む……。


感想。。。

引退した音楽家たちが暮らす、ホーム (老人ホームみたいな感じ。。。) での 穏やかな季節の風景は、素敵だなぁ~って思いました。。

山あり谷ありの人生を送ってきた、人生の絶頂と老いを知った人たちの集まり。。。

ホーム内ではいろいろ起こるし、 以前九時間だけ夫婦だった、ジーンとレジー は、ここでまた再会し、互いに心中穏やかではない。。。 

そして、周りの人間も落ち着かない。。。

ハウス存続のために 行われるオペラコンサート 

( ヴェルディ 生誕の日に ガラコンサートを行う)

ために、危機を超え、 カルテット復活に期待を寄せ、

 手作りでの コンサートが

開かれるまでの、  軌跡や、 各人の 心の機微 を見ていると、 

人間が生きてきた、人生の深さのようなものも感じる。。。

音楽を奏で、人生を奏でているようにも感じる。。。  人生賛歌! 

このガラコンサートを見ていると、 勇気や希望も 与えてくれます。。。

音楽は素敵!


しかし。。。 映画的には、ちよっと、何かものたりないものも

 感じてしまうところも??少々あるんですよね。。。

 (私の個人的な意見です。。。 

きっと好みの問題なのかもしれません。。。)


本編を彩る名曲の数々。。。

  ヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニ、バッハ、ハイドン。。。。他多数!


評点 3.7点  (5点満点)



pyonちゃんのブログ

マギースミス  (ジーン)。。。  アカデミー賞受賞

トム・コートネイ(レジー)。。。 アカデミー賞ノミネート

ビリー・コノリー (ヴィルフ)…英アカデミー賞ノミネート

ボーリーン・コリンズ(シシー)。。。アカデミー賞ノミネート


私は、シシーが、無邪気で、お茶目だなぁ~って。

ウィルフも すぐ、女の人にちょっかい出すし、 女性とユーモアを愛し、

この二人が、 脇でいい味を出していて、 愛すべき人だなぁ~って☆ 

思いました~♪


珠玉のオペラにのせて贈る、笑いと涙の感動作!

 クラシック音楽好きの方には、 おすすめの映画です☆




エンディングが。。。

世界的に有名な音楽家、歌手がたくさんご出演されているみたいで、

キャスト に ●● 管弦楽団  コンサートマスター~とか、

また、写真入りで、流れるところも、  ここに出演された方々への

尊敬と敬意を払われているのかなぁ~ と感じました~♪




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