映画千年の愉楽 舞台挨拶 先行上映会 1/14シネリーブル神戸にて 開催された。

先行上映会 舞台挨拶と約二十分の舞台挨拶(トーク)で☆

舞台挨拶  高良健吾、井浦新 高岡蒼甫 佐野史郎さん☆


感想は。。。

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鬼才。若松孝二監督の 最後の抒情詩。

作家中上健次さんの代表作が、時空を超えて甦る。。。


出演 寺島しのぶ、高良健吾、高岡蒼甫、染谷将太、井浦新(半蔵の父、彦之助)、佐野史郎(オリュウの夫)さん。。。


第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門正式招待作品。

簡単なあらすじ。。。

紀州 にある 路地 に ただひとりの産婆であるオリュウノオバ(寺島しのぶさん)がいた。
高貴で澱んだ血(穢れた血)をもつ 中本 (路地)の男たち。
女親よりも早く彼らを取り上げ、若さと美しさの絶頂で短い生を終える、中本の男たち を

尊い母性と 男たちの成長と 生と死を見守るオリュウノオバの目線で描かれた物語。。。


年老いて、いまわの際をさまよい続けるオリュウの胸に、

この路地に生を受け、もがき、命を溢れさせて死んでいった美しい男たちの物語が甦る。

己の美しさを呪うように、女たちの愉楽の海に沈んでいった半蔵。(高良健吾さん)

火を噴くように生きていたいと切望し、刹那の炎に己の命を焼き尽くした三好。(高岡蒼甫さん)

路地から旅立ち、北の地で立ち上がろうともがいて叩き潰された達男。(染谷将太さん)

 生きよ、生きよ、お前はお前のまま、生きよと祈り続けたオリュウ。

うたかたの現世で、生きて死んでいく人間を、路地の人間の生き死にを、

見つめ続けたオリュウの声なき祈りが、時空を越えて路地の上を流れていく。。。




作家中上健次さんは、 この故郷紀州、そして、路地 (路地という集落) 命の尊さ にこだわった作家さんだと思います。。。

そして、抒情的な感じ。。。 



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この映画は昭和二十年代ということだった?と思いますが。。

中上健次さん自体、四十六才(だったと思う?)という薄命で散っていった人です。。。

複雑な家庭環境の中に生まれ育ち、

だからこそ この地と 生まれ死にゆく命、そしてまた命が生まれ。。。 

ということにこだわったのかもしれません。。。

中々一度では、 理解できない作品かもしれません。。。

(映画軽蔑もそうだったので。。。)


この作品千年の愉楽ですが、 中本 の 男 は

 とても 色気の ある 男たちのお話です。。。

もともとは短編小説。


寺島しのぶさん。。。とってもすばらしかったです。母性の人。 

中本の男 そして 向かってくるものを

全部受け止める母性。そして 美しくちりゆく男たちを いつも 祈り☆の目でみている。

そして美しく成長した男たちを 母性、慈愛そして、はっきりと!女の目!で みてオリュウノオバを演じている。。


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高良健吾くん。。。女たちを惑わしてやまない中本の男   の設定なので、美しく風景の中に立っていた。

私はファンっていうのもあるけれど、 この美しすぎる男、目力、男の華を感じた。

それも、美しくもはかない。。。 そして声に色気があるなぁ~と感じる。。。


高岡蒼甫さん。。。この三好には打ってつけのキャラでしたね。

この路地で生き、盗みとヒロポンやっている時が、生きている証。

 刹那的なのである。。。

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染谷将太くん。。。 達男は半蔵のいとこにあたる。一緒のシーンはない。

ほんとに優しい子で、オリュウノオバの手伝いなどもいつもしているのだが、なぜか?二人は一線をこえてしまう。。。だめだとわかっていながら~。


この中本の美しいおとこ達。。。 皆、感性で演じる旬の俳優さんたちの競演です☆



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1/14 シネリーブル神戸 千年の愉楽 舞台挨拶♪


トーク(舞台挨拶)は、

若松組常連の佐野史郎さんと井浦新さんを中心に、四人で登壇。

若松監督がディスカッション形式でいつもされていたっていうことで、その形で。

とっても、アットホームな感じの舞台挨拶☆

① 男の色気について~。

高良くんは、 自分の好きなことをしている姿や、自分の大事なものを守っている人は素敵ですね~って言ってましたね。

②血について~ (血縁、血統についてかな?)

時代設定と、描かれている風景が違っている部分があったが、役者さんが演じられるときに気にならなかったですか。
  ・佐野さんが、はじめてこれを上映したのが湯布院映画祭だったのですが、
最初の質問が全く同じでした。

コンクリートの電柱が映っていて、若松監督がお金かけられない。

もっと本質を見ろよ!!」とおっしゃいましたね。、と。

撮っているのは今の話だし、今の風景が映っています。

今生きている僕らです。。。、と。


☆☆私も一応、手あげてたんだけれど~(笑)

① せっかくだし、 若松監督追悼作品だし、

特には、井浦新さん(若松監督作品に多数出演)に、そして皆さまに、 若松監督との一番印象に残った思い出とか、監督がおっしゃられた言葉とかを聞いてみたかったですね~♪


②それと、特には高良くんと高岡くんに、 感性で 中本 の美しい男 を演じてきたと思いますが、醸し出すというか~、どういう思い、気持ちで演じたかったかを聞いてみたかったですね~♪


今日は、先行上映会ということで、1人最高一冊までで限定数ありで、

千年の愉楽公式ハンドブックが、皆さんの サイン入りで、購入することができました。(今日は、皆さん購入されていましたね☆)

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●そして、特別に、写真撮影OKという、特別サービス★の日でした♪


皆さまかっこいいけれど☆

まぁ高良くんは、とっても顔ちっちゃ☆

 素顔の高良くんは、幼さも残すような?、さわやかな青年でした。

それが、映像を通すと、また、全然かわっちゃうのね~♪


井浦新さんは、とっても背が高くってかっこよかったですよ~☆


千年の愉楽公式ハンドブックを 読んで、また三月公開の時に

テアトル梅田か シネリーブル神戸に 観に行こうと思います☆



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朗報!

今日、東京テアトルのホームページみたら、

1/17 東京で 、 寺島しのぶさんも含め、五名の登壇があるのですが、

もしかすると?近日日程が一日増えたのかもしれません?が、

1/17午後九時二十分始まり の立ち見席、若干 残っていましたよ~♪

私も寺島しのぶさんがみたいです☆東京だったら(笑)

舞台挨拶、フリートークも楽しかったですよ☆



映画千年の愉楽 先行上映会 舞台挨拶

1/14シネリーブル神戸にて 開催☆でした

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