おすすめの映画サッド ヴァケイション(2007年)浅野忠信、宮崎あおい、高良健吾、石田えりさん他
毎週、1~2本は、DVDを借りてみています。。。
その中で、 私なりに良いな~☆って思ったのが、これ☆
昔の映画なので、 見ている方も多いと思いますが。。。 (2007年の映画)
gooのあらすじより。。。
中国からの密航者が乗った一隻の船が、北九州の港に到着する。
彼らの手引きをしていた健次(浅野忠信)たちは、船内で父親を亡くしてしまった子どもアチュンを連れて家へと逃げ帰る。
健次は5歳のときに母親が蒸発、それによって精神を病んだ父親も自殺してしまった過去をもっている。
アチュンを連れ帰った家には、ある事件をきっかけに幼馴染でヤクザだった安男の妹・ユリ(辻香緒里)が同居している。
知的障害者のユリ、無邪気で幼いアチュンとの新たな共同生活に、健次は安らぎを感じはじめる。
若戸大橋のたもとに間宮運送という小さな運送会社がある。
社長の間宮(中村嘉葎雄)は、かつてバスジャック事件の被害を受けた梢(宮崎あおい)、借金取りに怯える後藤(オダギリジョー)、ヤクザに追われる者、資格を剥奪された医師など、一癖ある流れ者たちに食と住処を与えていた。行き場のない彼らを放っておくことができなかったのである。
中国人の追っ手から逃れるべく、運転代行業へ転職した健次。
ある日引き受けた仕事は間宮を会社まで送り届けることだった。
玄関先に出てきた間宮の妻・千代子(石田えり)の姿を見て、
健次は驚愕する。
千代子は、かつて自分を捨てて失踪した母親その人であった。
母と息子は再び出会い、ユリたちを交えてひとつ屋根の下で暮らし始める。間宮運送で雇ってもらい、表向きは楽しげに働いているように見える健次だったが、腹の中は母親への復讐心でいっぱいであった。
しかし日に日に大きくなる母親の存在に惑わされ、翻弄され、健次は自分を上手く保つことができない。
唯一心を通わせる恋人の冴子(板谷由夏)にも、ついイライラをぶつけてしまう。母親への恨みをたぎらせる息子と、その彼を包み込むように受け止める母親。
自分の前に立ちはだかる母性の壁を、健次は破っていくのか、それとも……梢、ユリ、冴子、そして千代子、“ゆるがない女たち”が、男たちを未来へと導いていく。。。
出演は。。
『Helpless』浅野忠信さん出演から11年、『EUREKA ユリイカ』宮崎あおいちゃんから7年。
青山真治監督が描き出してきた“北九州サーガ”三部作の集大成。
“ゆるぎない女たち”が運命に翻弄される男を未来へと導く。
原作・監督・脚本は青山真治。
出演は浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄、オダギリジョー、高良健吾、とよた真帆、豊原耕輔、光石研、斉藤陽一郎、川津祐介さんほか。 (豪華キャストです。)
ということですが、
私は、この一本しかみていませんが、それだけでもとっても楽しめます♪
この映画は、ヴェネツィア国際映画祭参加作品です。
なので、 主要メンバー皆さんと、高良健吾くんも、現地に行っております♪
(ちなみに、 今年も千年の愉楽で、 高良健吾くんは、今回二回目で、
ベネチア(ヴィネツィア)国際映画祭に行っております☆)
高良健吾くん☆
☆映画サッド ヴァケイション☆
原作、脚本、監督は、 青山真治監督。
(すごい才能だと思います。 この方は、とよた真帆さんのだんな様です。)
全、北九州、オールロケ。
とっても、田舎の雰囲気も感じます。
感想。。。
なかなか、他に類のない作品だと思う。
映画の初めに、Helpless の映像も流していて、つながっていく感じ。。。
この間宮運送に、 何かしらのわけありで、集まってきた人たちを 社長 (中村嘉葎雄さん)が
住み込みで、使ってあげている。。
こんな懐の深い人がいるのかなぁ~と思いつつ、とっても温かい 。。
余談ですが。。。 中村嘉葎雄さんのお兄様が、故・萬屋錦之介さん、 甥が中村獅童さんです。
後半に事件があるのだが、 自分の感情を押し殺し、対応できるものか??、と。(重大な事件なので、ネタバレで書きません。。。)
健次の浅野忠信さんが、 母親(石田えりさん) への、復讐の方法、 自分の感情、感情表現のうまさ。。。
石田えりさんの、 どうしようも ない母のようにも見えながら、 温かい愛情も注ぎ、懐の深さ
そして、 妖しい美しさも 感じる。。。 そしてとっても言葉しがたい、、、
奥深い。。。
そして、まだデビューも間もない、高良健吾くん。
浅野忠信さんの異父兄弟なのだが、ただの 不良ではない。
きっと、 母を 突然現れた兄 (浅野忠信さん)への、嫉妬、反発もあっての
恐ろしい事件への、幕開けへ。。。
このころから、目力はすごい。
演技も、浅野忠信さんに、負けてないです!
板谷由夏さん。 浅野忠信さんの彼女役。
とっても あったかい人、強い人を演じている。。
宮崎あおいちゃんほか、オダギリジョーさん、光石研さんなども、
個々個人、いい味、個性をみなさんが発揮しているが、
食い合いになっていないのが、
すごいって思う。
川津祐介 さん (元医師)が、 人は、 偶然ではなく、 会うべくして会っている。。。
みたいなセリフがあるんですが。。。
まあ、 そうだよね~と思いながら、見ている自分と。
そして、 このセリフが、 最後の事件にも、つながってるような気がしましたね~。
ここに出演されている出演者の方々は、
セリフの奥にも、 いろいろな感情、生き様を含めた
とっても 奥深い演技をされている。
とっても底知れなく深いんですよね~。
復讐の形が、 ほんとに、 意外な形に展開していく。。。
いろいろな事件が交錯していき、
最後にこういう結末になるのね~、とびっくりしました~。
私は、また、この青山真治監督作品は、 これから、みていきたいなぁ~って思いました☆
おすすめの映画サッドヴァケイション(2007年)浅野忠信、宮崎あおい、高良健吾、石田えりさん、オダギリジョーさん他
とっても良かった映画です☆
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