劇団☆新感線2012年春興行 いのうえ歌舞伎  「シレンとラギ」


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本日、大阪で、 初  劇団☆新感線 体験してきました~☆

【脚本】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】藤原竜也 / 永作博美 / 高橋克実 /
    三宅弘城 / 北村有起哉 / 石橋杏奈 /
    橋本じゅん / 高田聖子 / 粟根まこと / 古田新太 / 他

【大阪公演】2012/4/24(火) ~ 2012/5/14(月) 梅田芸術劇場メインホール
【東京公演】2012/5/24(木) ~ 2012/7/2(月) 青山劇場

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☆STORY☆
その頃、その国には2つの王朝があった。

北の王国・通称"幕府"は若く愚かなギセン将軍(三宅弘城)を王とするが、実質的に牛耳っているのはモロナオ執権(栗根まこと)。

王宮の警備には侍所【さむらいどころ】のキョウゴク官僚(古田新太)とその部下で若くして守護頭【しゅごのかみ】を務める息子ラギ(藤原竜也)があたっていた。先代の王の十三回忌の日。王宮に忍び込んだ敵国の刺客を仕留めたのは、闇の任務を司る狼蘭部隊の中でも腕が立つ毒使いシレン(永作博美)。キョウゴクに呼び戻され北の王国に戻ってきたシレンは20年前に敵国・南の王国でかつての独裁者・ゴダイ大師(高橋克実)を自然死と見せかけて暗殺し、その武勇伝が伝説となっていた。


しかし、ゴダイが生きていたという事実に再びシレンはラギと南の王国へと向かう。呼び戻されたシレンの任務は、20年ぶりに仮死状態から目覚めた南の国王の暗殺だったのだ。かつての暗殺から20年の月日が流れ、一時は衰退していた南の王国は、ゴダイが目覚めたことにより勢いを盛り返していた。

シレンと、その従者として潜入したラギ。シレンは、かつて国王の愛妾として南の宮廷にいた頃を知るゴダイの正妻モンレイ(高田聖子)と、幹部シンデン(北村有起哉)に迎え入れられる。そこで2人が目にしたのは20年前の独裁者の面影は一切ない、子ども?のようになってしまったゴダイだった。
その頃北の王国では、キョウゴクと娘のミサギ(石橋杏奈)がモロナオによって謀反の罪をでっち上げられ窮地に立たされていた。そこへ南の王国一の武闘派ダイナン(橋本じゅん)が現れ、命を救われる。キョウゴクはダイナンからゴダイとモロナオを倒し、北と南を1つにしようという提案を受ける。一方、暗殺行の中、シレンとラギは次第に惹かれあう。しかし、この恋が2つの王国の運命を大きく動かすことになる….。


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●以前より、劇団 ☆新感線が見たくて、本日、初となりました。

   音楽も、壮大やなにかミステリアスで。。。という感じの音楽が流れる。。。  それでいながら、

   歌舞伎同様、合い間に、お囃子?(鳴物?柏木?)がなったりする。。。


   舞台装置も、かなり本格的で、音響、照明も、まさにエンターテーメント。

   そして、いのうえ 歌舞伎というだけあって、 化粧は、かなり濃いめのまさに、歌舞伎のお化粧ですね。

   

  永作さん、かなり小さく、細くお綺麗で、毒使いシレンという暗殺者の役。

 先祖代々この暗殺者で毒使いを、得意とする。。。


藤原竜也くん、かなり細いし、背も高いし、 背中の筋肉が見えたとき、やっぱり、かっこいいなーって。

もちろん、顔、スタイルは、かっこいいのは当たり前です!。


古田新太さん、  テレビしか拝見したことがなかったけれど、テレビよりがっしりとはしているが細いと思った。

声は通るし、 やはり、劇団☆新感線 看板俳優さんだなぁ~と。 存在感が、全然違うね。


橋本じゅんさん、 佐々木蔵之介さんのドラマ恋愛ニート、に出ていた人だけれど、 こんなに面白くて、

古田新太さんとのかけあいの部分は、このシリアスな内容の中、 もう、しつこいほどおもしろーい(笑)って

思いました。  古田さんとともに、今後☆注意マークの 俳優さんですね。


そして高橋克実さん、  いつもの なんかちょっと間がぬけてるかな~とか、お人よしとか、お父さんのイメージ

と違って、前半、悪(あく ー )って感じで、ほんとに 重みがありましたね。付け髭とかこの歌舞伎化粧の影響もあるだろうけれど。。。  私には、最後のカーテンコールの時の 拍手は、一番大きく聞こえました~。

一番インパクト強かったです。


そして、北村有起哉さん。私は今回注目していた俳優さんです。 あの声が低くて、細くて、

本木雅弘さん主演、山崎豊子さんの「運命の人」  に出ていた人です。個性派俳優さんです。

この人も、存在感ありましたね。 唯一まじめでまっすぐな人の役だった?気はします。。。


どなたも、殺陣も決まっていて、かっこよく、かなりテンポのよい舞台です。

まあ、休憩含めて、三時間十分の大作です。 飽きることは、絶対ありません。

観衆を裏切ることもないですね。それくらい面白かったですね。



スケールの大きさを、とっても感じる作品です。

人間の欲望と愚かしさ、そして愛することとは何か?人生の目的とは…?

この出演者たち、各々心に何面もの顔をもち、そして何かではぐるまが違ってくると、また別の方向へ。。。

愛と嫉妬、 信頼と裏切り、 人間関係の力の関係、つり合い、野望、欲望そして 任務。。。
複雑な人間関係や愛憎劇を絡めながら仕上がった「シレンとラギ」。

最後まで、 話がどんどん変わっていきます。。。  とっても深いお話でした。。。 面白かったですー。



●今日は、北村有起哉さんのお誕生日でした。

藤原竜也くんから→ 古田新太さんに、バトンタッチして、

ここで、ハッピーバースディとケーキ。そして、みんなでお祝い。

他のブログで読みましたが、北村有起哉さんは宴会部長(笑)の名が、あるほど

楽しい方らしいです。。。

今日は、夜の興行がないので、きっと宴会でしょうね~??


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ご参考に。。。

●以前、私が ☆今観たい舞台 シレンとラギ~ ☆の記事に コメントをくださった、kouyaさまと 紅葉さま。

どうもありがとうございました。お二人とも 印象に残っている一番の舞台が同じで、「朧の森に棲む鬼」でした。

時おり、劇場でも興行がある場合もある、とも教えていただきました。。。


劇団☆新感線の舞台。一部、DVD発売されているそうです。

「朧の森に棲む鬼」すごいキャストでした。。。 
市川染五郎、阿部サダヲ、真木よう子、古田新太さん、秋山奈津子さん。 

こういうのって、レンタルでないのかしら??  一度調べてみたいと思います。。。



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