23歳になろうとしている今、駅のホームでシーチキンマヨネーズおにぎりとふわふわたまごのオムライスおにぎりを頬張っているとは、中学生の私は想像もしていなかった。
しかも、そのふわふわたまごのオムライスおにぎりを半分残しておいて、バイトの合間にトイレで食べようなんて考え方をするような人間になろうとは思わなかっただろう。
しかし、今私はそういった生活、いや
人生を歩んでいる。成功したい。役者
として生きていきたい。そういう淡い
思いだけを持ち、小学生の頃からチマチ
マ生きてきたわけだが、現実はそんな
簡単には行かない。自分の中では自分
が唯一無二の主人公で、私の人生は思
った通りに進むと思っていた訳だが、いやいや、私はこの世に存在する70数億人の1人なのだという事を所沢駅のホームで思い知る。
たが、私の人生で私が主役というのは間違えではない。自分の行動次第で人生を変えていけるのではないかとも思う。
まぁ、まず私が行動するべきことは
急行池袋行きの電車へ乗ってバイト先へ向かうことだろう。
半分残しておいたふわふわたまごのオムライスおにぎりを楽しみに
今日も私は酔っ払い達に給仕する。