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[9nine]th heaven

徒然なるままに9nineのライヴ・楽曲を分析・考察するブログです。たまに違うアーティストも扱います。

終演後勢いでばーっと書いちゃったんですが、今回のBEST9 TOURは音楽よりも9nineのライヴ、そして9nineというグループに対する姿勢の素晴らしさ・凄みを見せつけられたライヴだったと思います。

 

その勢いで書いたやつはこちら↓

http://ameblo.jp/pyokky/entry-12183550993.html

 

かといって、決して音楽が凄くなかったのかというとそんなはずもなく。

今回はいつも通り、彼女たちの選んだBEST9のセットリストに込められた想いを読みとっていきたいと思います。今回は『4公演合わせてBEST9』という意味合いが強いのでセットリストは4公演まとめて掲載しております。

 

先に断っておきますが、今回のセットリスト、個人的にあまり好きではありません(笑)。

ただ、これは良い/悪いではなくて完全に好みの問題なので。そういう人が書いていると思って読んでいただけると幸いです。

 

では、セクションごとに見て行こうと思います。

 

1.SHINING☆STAR

2.少女トラベラー

3.流星のくちづけ

 

ここのパートは4公演とも同じ。

オープニングのSEもふんわりで、いつもに比べて抑えた印象の入り方。

「SHINING☆STAR」が1曲目というのがなかなかの驚きでした。後半の流れ、中野2部の終わり方を見ると納得…というか、やらなきゃいけない曲だし、ここに置くしかなかったのでしょうね。

 

MC

<名古屋>

4.MY ONLY ONE

5.夏 wanna say love U

6.too blue

<大阪>

4.HAPPY 7 DAYS

5.マテリアルワールド

6.White Wishes

<中野1部>

4.MY ONLY ONE

5.チクタク☆2NITE

6.#girls

<中野2部>

4.HAPPY 7 DAYS

5.Brave

6.イーアル!キョンシー

 

メンバー挨拶のMCを挟んで日替わりパート。

このコーナーで『4公演を通じてベストアルバム収録曲を全部やる』の課題をこなしていきました。個人的に「too blue」を聴き逃したのが痛恨…。あと、中野1部の「#girls」はグッときました。

 

面白いのが大阪公演でのこのパートに「マテリアルワールド」があったこと。

ライヴ定番の「too blue」や「#girls」はわかるんだけど、レア曲の部類に入る「マテリアルワールド」を入れてきたのは意表を突かれました。この辺はメンバーにインタビューでなんで入れたのか聞いてみたい選曲。

 

演出面では「HAPPY 7 DAYS」/「MY ONLY ONE」のところで舞台から移動。

大阪のセンターステージでのパフォーマンスはとても味わい深いものでした。

少しでもお客さんの近くに行く…これも9nineがライヴでずっと続けてきたことで。

9nineの『王道』を最後もしっかりと示してくれました。

 

MC

7.愛 愛 愛

7.5 メンバーソロダンスコーナー

8.Just A 恋

9.Love me?

 

MCで少し間をおいて、ハードでカッコいい9nineを魅せるパート。

「愛 愛 愛」、個人的には終盤の盛り上がる部分で見たかったのですが今回は歴史に重きをおくべきライヴなので仕方ないですね。

そのままメンバーのソロダンスへと移行。それぞれ、思い思いのダンスを披露。

ちゃあぽんのマイコーダンスを見て、メンバーがやりたいことをやらせてもらえる環境にいるんだな…と感慨深い気持ちになりました。

再び5人が集まったところで、「Just A 恋」から「Love me?」。

ここのパートが顕著だったと思うのですが、今回のBEST9 TOURでは楽曲のコンビネーションで盛り上げることよりも1曲1曲しっかり聴かせる、見てもらうことを大切にしているように感じました。去年のLive Ciruitでやっていたような次に何がくるかわからない、ワクワク感のある曲の繋ぎ方は封印して、1曲1曲しっかりとパフォーマンスしている印象を受けました。中野ではだいぶ修正されていましたが、大阪の時は1曲1曲ごとの間をいつもより長めにとっている感じがしましたし、何より、1曲でも多く聴いてもらいたいはずの今回のツアーでメドレーを使っていない…この辺に、今回のツアーのコンセプトが垣間見える気がします。

 

MC

10.3three

11.<名古屋・中野2部>9uestions

   <大阪>やさしい雨

   <中野1部>モノクロ

 

着座して長めのMC。これも9nineの『王道』になりましたね。

そして、いつやるの、今でしょ!と百聞>一見ツアー以来の「3three」を披露。これぞ黒歴史の正しい使い方(笑)。ぱっつん!

それにしても、「3three」でこんなに一体感を感じるとは思いませんでした。海ちゃんが最後だから…というのもあるのでしょうけど、今回のような盛り上がりは百聞>一見ツアーの時にはなくて。これが9nineがお客さんと一緒に作ってきたcloud9の空間なんだな…って改めて感じました。

衣装チェンジを終えたちゃあぽん・かんちゃんが舞台に現れてバラードのお時間。元ぱっつん3人組は後から合流…この辺の時間の作り方にプロの仕事を感じます。

バラード曲も公演ごとに違って。そして、この選曲が非常に面白いのです。バラード曲でも「koizora」や「桜、ゆれる」は選ばれていないのですよね。この2曲を入れなかったのは多分この2曲が『別れ』を感じる曲だから…なのかな、と思います。

海ちゃんのファイナルだけど、必要以上に湿っぽくなりたくないから。

今回はとっておきの『別れ』のバラードがあるから。

だから「koizora」と「桜、ゆれる」は避けたのかな、と。

 

12.茜色

13.Wonderful World

「茜色」は花の飾りを手につけてダンス。「Love me?」では鉄パイプ…もとい、棒を持ってダンスしていたように、今回は小物をもってダンスすることで変化をつけていました。

そして、とっておきの「Wonderful World」で会場を一つにする。

ベストアルバムのツアーなのに固定している曲にカップリング曲やアルバム曲が多いのがなんとも9nineらしくて面白いです(笑)。ただ、そういった曲があるおかげでライヴに幅が出て、深みを与えているのは間違いない事実で。このバランスが王道なBEST9なのかな、と思います。

 

MC

<名古屋・中野2部>

14.パリナイ

15.Evolution No.9

<大阪・中野1部>

14.colorful

15.シ、グ、ナ、ル。

 

お待ちかねのラストスパートタイム。

中野ではこのパートに至るまでが本当にあっという間でした。

最初の2曲は2パターン用意。

でも、「colorful」と「パリナイ」は全公演で聴きたかったなぁ…と。

「colorful」は「9nine o'clock」とともに9nineが5人である意味を強く感じる事ができる曲なので外してほしくなかったというのが正直なところです。

そして「パリナイ」。これは本当に意外でした。全公演でやるものだと思っていましたが、まさかの使い分け対象で。繰り返しになりますが、今回は歴史に重みをおく必要がある公演なので新しい曲にはある程度仕方ないのですが、この曲は中野2部のハイライトの一つだったので1部でも見たかったな、という気持ちが強いです。

とにかく中野2部の「パリナイ」は凄まじいものがありました。

今回の公演で良い仕事をしてくれている照明さんが最高の仕事をしてくれて。

ずっと9nineで見たかった光景を見ることができました。

 

16.Re:

17.困惑コンフューズ

18.With You / With Me(Album Ver.)

最後は必殺の3曲。

面白いのは「Re:」と「With You / With Me(Album Ver.)」のEDM曲の間に敢えて「困惑コンフューズ」を挟んだこと。親和性の高い曲を繋げないというのは面白い試みでした。

実際、「困惑コンフューズ」の美しいアウトロから「With You / With Me(Album Ver.)」の高揚感溢れるイントロに合わせて右手を掲げる…というのはとても気持ちの良い瞬間でした。

そして、アルバム『BEST9』収録のシングルVer.がしれっと披露されていないのも9nineっぽくて面白いです(笑)。You Tubeで170万回以上再生されている人気曲なのにセットリストの都合でこの扱い…音楽は難しいです。

 

海ちゃんからの言葉

19.Cross Over

ここまでは海ちゃんがこれで最後である事を忘れるくらい、いつも通りのcloud9だったのですが、ここで『別れの時が近い』という現実をつけられて。

海ちゃんがここまでの歩みを静かに語り、」彼女たちが4人と1人の分岐点にいることを告げる「Cross Over」で本編終了。

 

EN1.あと少しだけ

アンコール1曲目は、このツアーのために作られたといっても過言ではない「あと少しだけ」。

間違いなく、このツアーのハイライトでした。

リリースからまだ数か月しか経っていない、多くの人にとって思い入れの薄い曲のはずなのにグイグイと心に突き刺さってくる。5人の9nineの歩みが走馬灯のように心を駆け巡る…そんな時間でした。

何よりメンバー1人1人の歌の力が凄かったのです。

技術はもちろん高いのですけど、技術を凌駕する圧倒的な気迫。

今まで5人で積み重ねてきた日々の重みを歌声に乗せていました。

『心を込めて歌う』…当たり前だけど一番大切なこと。

思い入れの薄い曲でも、メンバーそれぞれの『5人の9nine』への思い入れが多くの人の心を動かしたのだと思います。

この曲に限ったことではないですけど、今回のツアーはステージに立つ5人から『1曲1曲を大切にする気持ち』というのを強く感じました。もちろん、今までそういう強い気持ちがなかった訳ではないのでしょうけど、『5人の9nine』のゴールが見えたから、一緒に過ごせる時間に限りがあることを知ってしまったから…いつも以上のBESTなパフォーマンスになったのではないかと思います。

本当に今回のツアーではこの5人がどれだけ熱意と愛情をもって9nineをやっていたのか、どれだけ9nineを大切にしていたのかを言葉ではなくパフォーマンスで見せてもらったと思います。

そして、今回の公演で大きな役割を果たしていた照明さん。

「あと少しだけ」の照明は特筆ものの素晴らしさでした。

 

MC(メンバーからの一言)

最後のMCはメンバー1人1人から一言。

ここのMCとは限らないですが、最後の中野サンプラザ公演で印象に残った言葉を書き記しておきたいと思います。

まずは海ちゃんが『これから皆様にお会いする機会はなくなりますが…』って言ったところで、ちゃあぽんが『舞台とかあるでしょ。』とツッコミを入れて、決まっている舞台の宣伝をしたところ。当たり前かもしれないけど、9nineの時は海ちゃんは自分の告知をしないんですけど、かわりにちゃあぽんが宣伝していて。『ぴんとこな』をやっている時もちゃあぽんが必ず『ぴんとこな見てください!』って言っていたのを思い出して…本当ステキな関係性だと思います。

もう一つは海ちゃんがヒロロに『9nineの母は今日でいなくなりますが、9nineの父としてしっかりまとめていってね』というようなニュアンスの話をしていたところ。海ちゃんも自分がいない9nineのトークの仕切りに不安を感じているのでしょうね(笑)。うっきーもちゃあぽんも十分喋れるけど自由にさせてナンボの人たちなので、海ちゃんのポジションはできないし。やっぱり海ちゃんのようなポジションができそうなのってヒロロが一番適任なのかな…と個人的に思っていたんですけど、そういう話を公の場でしちゃう海ちゃんはやっぱり面白いなと思いました。

 

EN2.Fly

EN3.9nine o'clock

これも外せない「fly」。5人の9nine始まりの曲。

最後はやっぱりこの曲、「9nine o'clock」で『5人の9nine』を締めくくる。

「Cross Over」から「9nine o'clock」まではこれしかないっていうセットリスト。

だから、大阪で見た時もすごくファイナル感が強かったです。

『すべての公演を最後のつもりで』…メンバーの言葉に嘘はありませんでした。

 

<中野2部のみ>

WEN.SHINING☆STAR

「Cross Over」から「9nine o'clock」の流れがあまりにも完璧だったので、ダブルアンコールないんじゃないか…むしろいらないくらいに思っていたのですが、しっかり用意されていました。

中野限定のTシャツを着てメンバーが出てきて。海ちゃんが『実はしっかり準備していました』とぶっちゃけていたのが面白かったです。

5人の9nine最後の曲は「SHINING☆STAR」。

「SHINING☆STAR」で始まって「SHINING☆STAR」で終わる…一番多くの人が納得できる選曲だったのではないかと思います。

 

 

 

2016年7月23日をもって5人の9nineが終わり。

2016年7月24日から4人の9nineがスタートしています。

 

次回は4人の9nineについて考察していきたいと思います。

 

つづくつづく…