[9nine]th heaven -28ページ目

[9nine]th heaven

徒然なるままに9nineのライヴ・楽曲を分析・考察するブログです。たまに違うアーティストも扱います。

2016年9月9日。

今日は4人になってから初めてのワンマンライヴでした。

ライヴを通じて感じたのは、4人になっても変わらない圧倒的なエンターテイメント性でした。人を楽しませようとするアイディア、高質なパフォーマンスとそれに対比するユルいトーク、意図がハッキリと伝わる考え抜かれた構成…とにかく楽しくて面白いライヴでした。

やっぱり9nineは9nineなんだな、と。

 

では、ここからはセットリストに沿って。

 

1.SHINING☆STAR

『BIRTHDAY』をキーワードに選ばれた会場SEが流れる中、暗転。

新作のオープニングSEに合わせて4人が登場。

少しの静寂。

会場に響き渡る、マイクを通さない4人の素の歌声。

『4人の9nine』、ワンマン最初の曲は5人で最後に歌った「SHINING☆STAR」でした。

今回は武道館の時に使った美しいピアノのイントロバージョンで。

このイントロだと「SHINING☆STAR」の良さが引き立ちます。

 

MC

珍しく1曲で区切ってMC。ただ、構成を考えるとここできるのは絶妙。

完全復活の9nineポーズと自己紹介。

そして、ちゃあぽんが今回の会場が渋谷duoでライヴする意味を切々と語ってくれました。

 

2.ポジティ部

3.One Kiss

4.HAPPY 7 DAYS

5.困惑コンフューズ

今日は9nineのBIRTHDAY PARTYという事で、ここからは会場の温度を上げていくパート。

「One Kiss」から「HAPPY 7 DAYS」の流れは両方とも好きな曲なので、個人的にグッときました。

「困惑コンフューズ」は武道館の打ち上げ…じゃなくて、2年前の9nineの日以来のオリジナル・ダンスバージョン。このバージョンだとサビでの煽りが無いので、タオル回そうかどうか迷います(笑)。なので煽りの重要さがよくわかります。

 

MC

ライヴ定番の『どこから来ました?』の進化系という事で、どこから来たかをヒアリングして全都道府県制覇を目指すようです。『日本地図~♪』と無駄に大きい日本地図をかんちゃんがノリノリで持ってきた時、一生この人についていこうと思いました。

埼玉県の位置があやふやだった場面で、埼玉県出身のメンバーがいたら怒りのツッコミが入ったんだろうなと思いながら見てました。

あと、うっきーが最後にきっちり東京都から来たお客さんを指名してオチをつけたのが最高に面白かったです。流石うっきー、笑いの神に愛されています。

 

6.パリナイ

7.流星のくちづけ

8.Forget-U-not

MC明けは「パリナイ」でフロアに着火して盛り上げていくのかと思いきや、しっとり路線に。

「流星のくちづけ」から「Forget-U-not」の至高のかんちゃんソロ2連発はたまらないものがありました。

そして、「Forget-U-not」は改めて素晴らしい曲だなぁ…と。

この曲のポジションはバランス的に昔の曲を使いたい場所でもあるので、なかなか出番が巡ってこないですが、それも惜しいなぁ…と感じずにはいられません。

 

9.モノクロ

10.オレンジ days

中盤のハイライトは「モノクロ」だったのかな、と思います。

4人のコーラスワーク、ハーモニーがとても美しくて『4人の9nine』の新たなる可能性が見えた1曲でした。

芯の強いちゃあぽんの声がベースとなって。

低音寄りの鼻にかかった感じのヒロロの声が幹を更に太くして。

声優で培われた七色のファンタジーボイスのうっきーが彩りを加えて。

スペシャル・ワンのクリスタルボイス…かんちゃんの声が唯一無二の個性を与える。

この4人でしか紡げない強みを感じた歌声でした。

ただ、バラードでそれを見せて大きいところを目指せるかと言われると、また別の話なんですが。このハーモニーの美しさを音楽の中でどう活かすのかを見つける必要があるのかなと思います。個人的にはサカナクションをパクるのが一番良いのかなと思いますが(笑)。ダンスミュージックの中の美しいハーモニーって需要あると思うんだよな。

話をライヴに戻して。

「モノクロ」の次はこれまたお久しぶりの「オレンジ days」。

ここの繋ぎの間が絶妙で高まりました。

♪ウンタン ウンタンタン のリズムに渋谷duoが包まれて心地良い時間でした。

 

MC

11.チャンス(新曲)

ありました!お待ちかねの新曲!

そのニュースをお客さんに伝えるときの4人の表情が胸に突き刺さりました。

見ている側には当然の事かもしれないけど、やっている側には決して当然ではない特別な事…渋谷duoが満員になった事もそうですけど、やっている側にとっては当然な事なんて一つもないし、不安の中でも前だけ見て必死に戦っているんだなというのが伝わってきました。

 

新曲は9nineらしくチェンジオブペース…ふんわり入って本編では曲調が変わるイントロから始まって。「HAPPY 7 DAYS」や「MY ONLY ONE」の流れを感じる曲調で少しBPMを速めて、随所にOZO風のEDMを添えた感じでした。

Aメロ、Bメロ、サビ…どこをとってもキャッチーでシンプルな構成。シングルにする事を意識している力の入れ具合が伝わってきました。

ただ、この曲で上を目指せるかと言われるとイケるようなイケないような、MV次第のような…難しいところです。正直、上を目指す上でターゲットにすべきは10~30代の女性だと思うのでその辺がどう感じるかが重要で…それは34歳・男性の私にはわかり得ない事なので何とも言えない部分が大きいです。

 

まだリリースが決まっていないとの事でしたが、それも決してネガティブな…悪い知らせではないのかな、と。シングルにするとなると、『何人が買うか』ではなくて『何枚か買う人をどれだけもてるか』が重要なCD市場ですから、数字的に一番海ちゃんが抜けた影響が出るカテゴリーでもあるし。慎重になる気持ちも理解できます。

それならば、今までとは違う方法を模索するというのも決して悪い事じゃなくて。イベントへの出演が何本か決まっていますし、ライヴの中で曲を育てていってから方策を決めるというのも面白いと思います。その様子を見て配信でリリースしてもいいし、「fly」みたくアルバムまで温存というのもいい…従来の方法にとらわれる必要は全然ないと思います。

 

12.少女トラベラー

13.Re:

14.With You / With Me(Album Ver.)

15.愛 愛 愛

新曲のあとは一気にラストスパートの時間。

4人の声出しで盛り上げてからの「少女トラベラー」で最初から沸点まで。

「Re:」、「With You / With Me(Album Ver.)」の定番曲で絶え間なく攻め続けて最後は「愛 愛 愛」!

ラストスパートの流れで「愛 愛 愛」を見たかった私としては、ようやく実現して感無量。

やっぱり「愛 愛 愛」こういう場所で輝く曲だなと感じました。

 

EN1.Evolution No.9

アンコール1曲目は「Evolution No.9」。

あんまりこういう場所に配置される曲ではないので意外でした。

きっと、これからも4人で進化していこうという決意を込めてここに置いたのかな。

 

MC

次のワンマンライヴのお知らせ。9/9の次は1/1。

最後はメンバーからの挨拶。

ちゃあぽんのおねいちゃんは『ありがとう以上の言葉があればいいのに…』と言っていましたが、この日のちゃあぽんの『ありがとう』はこれ以上の言葉はない…ってくらいに気持ちを感じました。

 

EN2.Cross Over

落ちサビ前の間奏でメンバーそれぞれの名前を呼ぶ場面。

今まで名前を呼んでいた人が一人ステージにいない…それに対して9nineの示した解決法。

『うみにー!』のところで『9nine!』と叫んで4人で海ちゃんのパートを踊る。

海ちゃんが抜けた穴は4人で埋める。

特別な曲がより特別になった瞬間でした。

 

EN3.つづくつづく…

最後に最高の演出。

5色が4色になるからもう出番がないだろうと思っていた、発売したばかりの公式のペンライト…これに対しても素晴らしい解決法を示してくれました。

「つづくつづく…」で色を変えながらペンライトを振る。

最初はちょっと難しいかなと思いましたが、やってみると意外とできるもので。

しっかり揃って色が変わっていって、とても綺麗で。

少し前に流行ったザイロバンドみたいな光の移ろいを人力で作り上げていく。

MAGI9AL TOURの頃から驚異的にAdvanceした『人力』。

最高の照明は9nineが最高である証明でもあって。

この演出が9nineの新たなるスタンダードになれば…そう思いました。

 

 

 

4人になって最初のライヴは最高のスタートになったのではないのかな、と思います。

再び歩み始めた彼女たちに実り多き未来が待っている事を祈って。

 

つづくつづく…