とてもとても濃厚なライヴでした。
いろんな要素が詰め込まれ過ぎていて、凄い情報量で…見ているこっちの容量が追い付かなくて、ライヴ終演後はあまり感じたことのない疲労感をおぼえました。
今回のライヴはメンバーの発案を基に構成されたそうで。
自分たちのアイディアでこれだけのエンターテイメントが作れるなんて…ただただ感嘆するしかありません。
ステージには鳥居を連想させる形をした照明の足場。
99文字のサブタイトルをめでたい感じのテンションで読み上げる影アナのおねいさん。
開始前から見どころがチラホラ。
そして、ほぼ定刻通りの17時に暗転。
0.オープニングSE、扇子を使ったダンス、新年のご挨拶
ここ最近のライヴの定番となっているオープニングSEに合わせて、巫女風の衣装に身を包んだメンバー登場。
もう、この姿だけでチケット代相当の眼福…今回のライヴは衣装が3打席連続逆転満塁場外ホームランだったので音楽や演出の話を思い出すのが大変です(笑)。正直、衣装のインパクトが強過ぎて他の事が上の空になってしまっています。でも、頑張って思い出していきます。
オープニングSEが終わると扇子を使った艶やかなダンスを披露。大人の色気を見せつける。
ステージには4つの高台が用意されていて、それぞれが上って新年のご挨拶。
1.チクタク☆2NITE
2.アネモネもね
3.SHINING☆STAR
1曲目はテンション高く「チクタク☆2NITE」。この曲はイントロからグッとテンション上がる曲なので、1曲目に相応しいですね。
2曲目はお久しぶりの「アネモネもね」。ここも小道具を持ってのダンスでしたが、何を持っていたか忘れました。なんかお正月っぽいものだった気がする…。
3曲目は定番の「SHINING☆STAR」。BEST9 TOURから序盤の定番で固定されております。
MC
改めましてあけましておめでとうございます。
メンバー1人1人の意気込み。ヒロロには2日遅れのハッピーバースデイのサプライズ。
どこから来たの?のコーナーでは本格的な地図を発注したみたいで。しっかりとしたパネルが用意されていました。しかし、県名は隠されていたのでメンバーは四苦八苦。懸命に該当の県の場所を探していました。群馬を探している時、勇ましく長野の場所をめくったちゃあぽんの雄姿を私は忘れません。
4.茜色
この衣装で踊りたかった曲…という事で「茜色」。
巫女服独特のフワッとした袖が妖艶に舞って…今まで見た事の9nineが表現されていました。
5.愛 愛 愛
ここで衣装早替えを決行。
巫女姿から赤い着物風の衣装にチェンジ。この衣装も筆舌に尽くしがたいものがありました。
右腕は袖有り、左腕は袖無しのアシンメトリーの衣装に身を包んだかんちゃんの神々しさといったら…。
衣装を変えると雰囲気もガラッと変わって…ハードな「愛 愛 愛」のイントロがフロアを支配して…衣装早替えの衝撃も相まってめちゃくちゃアガる曲の始まり…こんな「愛 愛 愛」を求めていたのですよ。照明も効果的で最高に刺激的。この曲でも9nineの新たなるスタンダードを見せつけたと思います。
6.#girls
「#girls」では新年早々のタオル回し。
うっきーが盛大に間違えていたのが印象に残っております。
MC
7.Brave
新春らしくおみくじを引こう…という事で、おみくじで次の曲を決めるという大胆な企画。
発想としてはおねいちゃんの3569と同じものなんですけど、4人でやるの初めての曲が殆どだろうによくこんなスリリングなこと企画したな、と。
で、実際出たのは4人では初披露の「Brave」。大きな破綻もなくしっかりとパフォーマンスしていました。ここのくだり、楽しげにやっていましたけど、実際凄い事をやったなと思います。
8.ALGORITHM+LOVE
今回は小道具満載という事で、今度はブラックライトに反射するバイザーというか眼鏡というか…で目の部分を覆って近未来テクノポップ的な姿を披露。個人的にはPOLYSICSにしか見えなくて、『9nine meet POLYSICSだ…』と、とてつもない衝撃を受けていました。
そして、ABOさん謹製と思われるゴリゴリのサウンドに乗ってダンス…からの「ALGORITHM+LOVE」!このパートは私好みの味付けでめちゃくちゃカッコ良かったです。お願いだから「愛 愛 愛」とこの曲だけでも映像化して欲しい!!!
9.Prizm Drops & Falls
10.With You / With Me(Single Ver.)
「ALOGORITHM+LOVE」の後は冬の曲「Prizm Drops & Falls」から冬リリースの「With You / With Me」をオリジナルバージョンで。この3曲の並びは『MAGI9 PLAYLAND』の世界観を上手く表現できていて、とても良かったです。トータルで名盤だとは言い切れないけど良いとこ取りすれば最高ですから、『MAGI9 PLAYLAND』は(笑)。
MC
11.koizora
うっきーの1人語りから「koizora」へ。
最初は4人集まって舞台の高くなっている部分に座って、そこから散り散りになって…バラードの緩やかさに合わせた4人の動きが曲に合っていてグッときました。
MC
MCではメンバーそれぞれの漢字一文字を披露。
ヒロロは『歩』。
一歩一歩しっかりと、時には少し止まって。そんな想いを込めて。
ちなみに「cross over」のイベントの時にも同じ漢字をチョイスしていたそう。
かんちゃんは『華』。
中華の華という例えを出して、そこは彩華の華を出してよとちゃあぽんに突っ込まれていました。(笑)。
ちゃあぽんは『発』。
出発、発見、発展、発酵…「ALOGORITHM+LOVE」のAメロに乗せて歌うと結構気持ち良いですよ。
そして、うっきーは謎の○…いくらだそうです。
この時のメンバー、客席の『どう処理すればいいんだろう…』という空気感は筆舌に尽くしがたいです(笑)。佐武・ザ・ワールドが炸裂して時間が止まる会場に突然嬉しいニュースが。
2017年5月に4人になってから初めてのシングル発売決定!
…いくらの空気感からいきなりの嬉しいニュース、感情が追い付かないです(笑)。
このあり得ないダイナミズムも9nineのライヴの醍醐味。
12.ji・ta・ba・ta
13.流星のくちづけ
更なるサプライズという事で5月発売のシングルのカップリング曲を宇宙初披露。
「ji・ta・ba・ta」はカップリング曲らしいカップリング曲だな、と。ポップでキャッチーなメロディー、そして間奏だけは少しハード…という事で「チャンス」の流れを汲んだ曲かな、と。
この曲の次に「流星のくちづけ」を合わせたのも納得という感じでした。
コール&レスポンス
14.9nine o'clock
15.少女トラベラー
16.colorful
17.Re:
定番のコール&レスポンス。ここでもうっきーのザ・ワールドが炸裂していました。。。
そして、予告通りの「9nine o'clock」4人バージョン初披露。
海ちゃんの部分には『ふぁんきゅー』を当てていました。
その後は終盤戦特有の盛り上がる曲連打。
MC
ちゃあぽんのターン。
今回のZEPP TOKYOはオールスタンディングでやるつもりだったこと。
オールスタンディングでやるにはソールドアウトする…そういう条件を自分たちに課したこと。
でも、ソールドアウトには至らず最終的には座席を設けたこと。
今回のライヴは自分たちのアイディアを基に作ったこと。
そのアイディアを出すために4人集まって色んなエンターテイメントを見たこと。
それがとても楽しかったこと。
色んなアーティストを見て、見る側…お客さんにも個性があると気付いたこと。
そして、『ふぁんきゅー』の個性には今回のような座席のある形が合っている…そのことに気付けたこと。
そんな事を自分の言葉で語ってくれました。
この言葉を聴いて、「9nine o'clock」で海ちゃんのパートに『ふぁんきゅー』をあてたこと、その真の意味がわかった気がしました。
あと、このちゃあぽんの言葉には9nineの今後に関するメッセージを見た気がしたのですが、ここを掘り下げると長くなるのでまた別の機会に。
2017年、9nineはライヴ全部ソールドアウトを目指す。
彼女たちはそう宣言していました。
それがうまくいかなかったことを包み隠さず語ってくれたことは率直に嬉しかったです。
ただ、今回ソールドアウトしなかったから失敗かというとそんな事はなくて。
正直、ZEPP TOKYOをスタンディングで完売するのは本当に難しくて。キャパ的には2,709人と中野サンプラザの2,222席より多い。あんまり良くない言い方ですけど、海ちゃんがいても難しい数字へのチャレンジでした。
それでも、座席を設けたらフロアはしっかり埋まっていました。
百聞<一見ツアーの時の絶望的な動員を見ている私としては、形は違えどZEPP TOKYOをしっかりと埋めてくれたのは非常に嬉しかったです。百聞<一見ツアーの時はGWの最終日と決して悪い日程ではなかったのに、こんなガラガラのZEPP TOKYO見たことないってくらいお客さん入っていなかったので。
今日のお客さんの入り具合を見て、4人でもライヴの動員力は言うほど落ちていない…そういう気持ちの方が大きいです。
18.SMILE & TEARS
ちゃあぽんの言葉があっての「SMILE & TEARS」、とても特別に響きました。
そんなにライヴでやっていない曲なのに、ずっと歌い続けてきたような…元々の曲の良さもあるのでしょうけど、9nineとふぁんきゅーの絆を確認できた幸せな時間だったと感じています。
EN1.イーアル!キョンシー
アンコール1曲目は「イーアル!キョンシー」で客席に乱入。
メンバーは酉年にちなみ鳥の被り物…特にヒロロは世界一鳥の被り物が似合うんじゃないかっていうレベルでフィットしていました。可愛いが致死量越え。
MC
EN2.つづくつづく…
メンバーそれぞれのコメント。
そして、9nineの日にもやった、ペンライトを使った「つづくつづく…」。
この人力感が9nineらしさ、ふぁんきゅーらしさだと思います。
MC
EN3.チャンス
この辺は記憶が曖昧で順番が不確かですが、嬉しい発表がもう一つ。
地上波でのレギュラーが決まったそうです。
今の時代に地上波のレギュラーがどれほどの意味を持つのかわかりませんが、こういう明るいが作り出す『上昇感』というのは間違いなく大切です。
そして、元旦ライヴ最後の曲は「チャンス」。
4人になって初めての楽曲。
4人になってずっと歌い続けてきた曲。
歴史の浅い曲ですけど、今回のラストにこれ以上なく相応しい曲。
『曲を育てる』という言葉の意味がわかった気がします。
そして、アニメ挿入歌の抜擢があって、シングルリリースが決まって、地上波レギュラーが決まって…一つ一つチャンスを手繰り寄せた今聴くと、より特別に聴こえる曲でもあって。
『チャンスかもチャンスかも』と歌い続けた彼女たち訪れたチャンスが、もっともっと大きな華を咲かせる事を願ってやみません。
2017年も、9nineという物語が見れる幸せに。
この物語に幸せな結末が用意されていることを願って。
つづくつづく…