新生9nine初のシングル、その全貌が一気に明らかになってまいりました。
正式タイトルが「Why don't you RELAX?」に決まって。
この曲が今後お世話になるトレヴァー・ホーンが80年代で手掛けたFrankie Goes To Hollywoodというグループのヒット曲「Relax」を「3three」の作者でお馴染み・ヒャダイン氏が大胆アレンジした曲だという情報が流れて。
3月30日のモテNight Party最終回の中で宇宙初オンエアされて。
4月2日の浅草べビ9初回放送ではMVを公開。
…と非常に良いテンポで情報が押し寄せてまいりました。ついていくのが大変です。
まずは原典から…という事で、Frankie Goes To Hollywoodのオリジナルバージョンから聴いてみましょう。
「Relax」というタイトルとは裏腹に非常に緊迫感のある曲です。
これぞ80年代というシンセが印象的ですね。
「THE REFLECTION」が7月に放送という事から逆算すると次のシングルがトレヴァー・ホーン作品になる事が濃厚で。その前のシングルにトレヴァー・ホーンのテイストを取り入れた曲を出すというのは非常に戦略的で良いと思います。余談ですが、Frankie Goes To Hollywoodは『トレヴァー・ホーンの操り人形』と皮肉られるほどトレヴァー・ホーンの影響の強いグループらしいですよ。以上、Wikipediaで仕入れた浅い知識でした。
これを受けての9nineの「Why don't you RELAX?」ですが、なかなか大胆なアレンジが施されています。
曲のリンクは張りませんが、一言で言うと会心の出来。新生9nineの船出を飾るに相応しい曲となっております。正直、ヒャダインプロデュースと聞いた時は『人選ミスだろ…』以外の言葉が浮かばなかったのですが(笑)、WBC小林にしたような熱いてのひら返しをするべき曲でした。
まずはダンスミュージックの命とも言えるイントロ、これが非常に良いです。ダンス系の曲だと基本イントロに問題を抱えてきた9nineとは思えないくらい良いイントロ(笑)。元曲のサビを頭にバンと持ってくる事で高いテンションで曲を始める事に成功しています。いきなりアガる、というやつです。
その後は8分刻みで下がっていく音でRELAXとは程遠い緊迫感を作りだして。音程の違いはありますが、ここの8分刻みは元曲へのリスペクトを感じます。
ここからはオリジナルのメロディーを展開。RELAXしたファニーな声でスタートして、いきなりヒロロマイケルが登場するあたりがヒャダインっぽいです。この辺のオリジナル部分ではメンバー個々の個性が光るボーカル割になっています。特にうっきーは「3three」の頃とは段違いの声の引き出しを見せてくれて、声優の仕事がこうやって9nineに還元されるんだなと感じます。
サビ前のパートでは原曲の80年代臭全開のシンセを使っていて。サビ以外にも細々と原曲の要素が織り込まれています。
聴き込んだのは浅草ベビ9で公開された部分だけですが、曲を通じて感じるのは80年代っぽさがうまくフィーチャーされているという事。
「RELAX」という80年代のヒット曲をモチーフにしているから当たり前といえば当たり前なんですが、突然のヒロロマイケルしかり80年代全開のシンセ音しかり。それにオリジナル部分の間の取り方やメロディーとメロディーの掛け合いの間合いも80年代の匂いがそこはかとなく漂っています。
そんな楽曲に2017年的な言葉を乗せる事でとても良い塩梅になっているな、と。
重ね重ねヒャダインは良い仕事をしたな、と。
なお、「Why don't you RELAX?」のMVが過去最高レベルに良い出来なんですが、この話はまた別の機会に。
つづくつづく…