こんにちは、てが吉です。

あっちゃんの家で生活して2年目くらいかなぁ、
瞬きをすると左目がコロコロした感じがしてたの。

あっちゃんも僕の顔をじーっと見つめて
おメメに何かできてるねーって、
色々調べていたみたい。

あっちゃんが出した結論は、
ものもらいだった。
心配だから病院行こうねって
あっちゃんに頭を撫でられたけど
僕は病院がキライプンプン
体温計も痛いし、診察台に乗るのが怖いの。

あっちゃんが先生に、ものもらいの様なんですがと話している。
先生が僕の顔をじっと見つめる。
まぶたをペロッと持ち上げて一言。

これは、チェリーアイです。

なんて、おいしそうな可愛い名前なんだろう。
僕の目はおいしくなるの?って思っていた。

所がこれは厄介な目の病気みたい。

あっちゃんが、珍しく真剣な顔で先生の話を聞いている。
えっ、手術ですか?縫いつけるんですか?
あっちゃんの手が冷たくなってた。
緊張している証拠だ。

病院で、ステロイドの入った軟膏をもらって様子を見ることになった。

僕はどうなるのショボーン
手術すると、あっちゃんと一緒にいられない。

帰る車の中で、あっちゃんが
大丈夫だよ。直してあげるからって言ってた。

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チェリーアイ
瞬膜線という涙の袋みたいなのが出ちゃう病気です。
涙の袋を埋没させてしまう手術が必要になるケースがあり。
自然と中に入る場合もあるそう。
原因は不明。