【報告】5・20三里塚・横堀現地集会②
横堀・団結小屋破壊を許さない!5・20三里塚・横堀現地集会②
集会に続いて、辺田地区へデモ。
デモ出発前に、参加者は2月に亡くなった江口志郎さん、35年前の5月に機動隊に殺された東山薫さんに黙祷。
デモの途中、「団結小屋破壊阻止」の大地共有委員会の立て看板が掲げられた横堀・団結小屋の前で、仮執行を許さないシュプレヒコールをあげた。
デモコースの両脇の畑の多くは空港会社が買収している。山崎さんは「反対する農家を追い出して、買収した畑を空港との共生を受け入れた者に貸し出している。空港会社のやり口はパレスチナ人を追い出して、入植地を作っているイスラエルのやり方を連想させる」と批判した。
デモで再び横堀に戻った後、横堀鉄塔に移動。横堀十字路は工事でなくなり、旧十字路から鉄塔まで700メートルの迂回路。途中に長い大きなトンネル。
鉄塔上から空港拡張の現状を確認。誘導路やLCC用ターミナル建設など年間三十万回化に向けた工事の影響で鉄塔からの光景も変わってきた。
その中でも竹林に囲まれた農業研修センターと横堀・団結小屋、鉄板に囲いこまれてはいるが横堀現闘本部は健在。
鉄塔から見た木の根方向。
誘導路を移動中の2機の飛行機が木の根ペンションを両方から挟む位置にいる
関西の渡辺さんが東峰共有地裁判と関西の空港反対闘争について報告。長野の田島義夫さん、続・木の根物語プロジェクト、田んぼクラブなどが発言。
最後に強制執行時には横堀現地に駆けつけることが呼びかけられた。