【紹介】3・11で社会はどう変わったか
《グローカル座標塾第4回》
3・11で社会はどう変わったか
2012年1月13日(金) 白川真澄
文京シビックセンター3階
3・11の大震災と原発事故は、想像を絶する厄災をもたらした。何十万人もの人びとが住み慣れた土地と生活を奪われ、長きにわたる避難を強いられている。
大量の「難民」が日本の内部に初めて生まれたのである。同時に、科学技術の「安全神話」は根底から揺らぎ、絶大な力を誇ってきた権力集団(東電や経産省や東大教授)や彼らが流す情報への人びとの信頼は地に堕ちた。無為無策の政府に頼らずに、被災者はコミュニティの再生に立ち上がり、支援と連帯の動きが急速に広がっている。3・11後の社会のなかに生まれている変化を正確に捉えてみたい。
◎会場 文京シビックセンター(第5回は予定)
○東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分○都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分○都営バス「春日駅前」徒歩0分○JR総武線「水道橋駅」徒歩8分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
◆午後6時30分開始~9時終了
◎参加費 1回・1000円 要申込
※申込みは下記へ。(1回だけでも参加可能ですが、期限後は申込できない場合もあります。詳しくは問い合わせください)
◎グローカル座標塾連絡・申込先
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社
tel03-3264-4195 fax03-3239-4409
E-mail: im43wj【@】bma.biglobe.ne.jp
(【@】=@ 迷惑メール防止のための表記です)
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
◇講師プロフィール◇
白川真澄(第1、3、4回)
しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォーラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注いできた。著書に『脱国家の政治学』(社会評論社)『アソシエーション革命へ』(共編著、社会評論社)『どこが問題!郵政民営化』(樹花舎)『格差社会から公正と連帯へ 市民のための社会理論入門』(工人社)『格差社会を撃つ ネオ・リベにさよならを』(インパクト出版会)『金融危機が人々を襲う』(樹花舎)、ほか。
▼第1回 いま蘇る反原発の思想――高木仁三郎と松下竜一
2011年10月14日(金) 白川真澄
▼第2回 リスク社会にどう向きあうか
2011年11月18日(金) 大沼淳一
▼第3回 緑の党の登場――政治はどう変わるか
2011年12月9日(金) 白川真澄
▼第4回 3.11で社会はどう変わったか
2012年1月13日(金) 白川真澄
▼第5回 ポスト3.11――望ましい社会をデザインする
2012年2月10日(金) 宮部 彰
〈これまでの座標塾〉
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/