【報告】現闘本部共有地裁判で不当判決! | 格差と戦争にNO!

【報告】現闘本部共有地裁判で不当判決!

現闘本部裁判で不当判決!


9月16日、横堀現闘本部共有地裁判で千葉地裁民事第二部(白石史子裁判長)は成田空港会社の主張を認める不当判決を出した。千葉地裁は「全面的価格賠償方式」で一人当たり5万5659円を払う代わりに強制的に共有地を売り渡せという内容。


裁判で被告=共有者は、名義を貸しただけの共有者が反対同盟の土地を売ることはできない、裁判提訴はシンポ・円卓会議での約束に反対していると主張したが、裁判所は答えなかった。



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清井礼司弁護士は「裁判でこちらは二つの論点を出したが、ほぼ無視された。
 いずれにしろ、控訴して闘っていく。控訴審に向けて知恵を出しあっていきたい」



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山崎宏さんは「空港会社の現闘本部は廃屋同然と主張を裁判所は認めたが、怒りを感じる。勝手に道路を封鎖して補修のための通行を妨害しているのは空港会社。
 この裁判は強制収用に等しい。今後も断固として闘っていきたい」


 不当判決を許さず、控訴審を闘おう。

柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人)は「判決では政府が約束したことが無視された。約束が無視されるのは大変なこと。現闘本部も自由に入ることができなくて、ケアができない状況になっている。向こうが約束を破るのなら対応したい。
 人数とかは少なくはなったが、闘争の質は変わっていない」

判決後、集約集会が行われた。この日の裁判には当時、横堀現闘だった被告が全国からかけつけた。



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