【報告】4・3東京電力本社抗議行動 | 格差と戦争にNO!

【報告】4・3東京電力本社抗議行動

4・3東京電力本社抗議行動


4月3日東電本社前行動が行われた。10人で始まった行動も9回目。毎回参加者は増え、この日は350人が参加した。


行動では最初に、東電前行動を呼びかけた園良太さんが「私たちは募金だけをする存在ではない」と原発を止めることが東京の人間の責任だと訴えた。


柳田真さん(たんぽぽ舎共同代表)は「福島原発事故は100%人災。『想定外』というのは責任と補償を逃れるため。事故は二重の人災だった。
メディアに出ている学者が推進派の中心だった。
彼らの話は3つの特徴がある。1つは大きなことは隠す。2つ目に低く評価する。3つ目に嘘を言う。

発表されている線量は1時間当たり。放射能の影響は、1時間当たり線量×24時間×365日、つまり約8000倍して計算した年間被曝線量で考えないといけない。

原発の現場では死の労働が強制され、作業している人が猛烈な被曝をしている。政府は作業員の年放射線量限度を100から250ミリシーベルトに引上げ、食品の安全基準も改悪しようとしている。


しかも、日本の原発55基の内、27基は未だに運転中だ。全て止め、総点検を。
先日成立した今年度予算には4329億円の原発予算が盛り込まれている。原発予算は全額被災者救済に。

『原発なしでは電力不足』と宣伝されているが、西日本の電力は余っている。今でも火力発電所の半分は休んでいる。原発なしで電気は大丈夫だ。


福島出身の女性は「私は保育士だが、園児と野蒜を取って野蒜味噌にすることもできなくなった。原発をなくさないと日本の未来はない」


静岡の浜岡原発反対運動からは
「浜岡原発は福島原発と同じ会社・技術者が作った双子の原発。電力会社が違うだけ。
福島原発事故が起きて外国メディアを浜岡原発に案内した。浜岡は防波堤となる砂山があるだけで、防潮堤は1m以下。津波が来て砂山を押し流せば福島と同じになる。震源域(活断層)は原発の真下にある。
一番やらなければならないことは原発を止めること。
外国メディアは何社も取材に来たのに日本のメディアは1社も取材に来ていない」


発言に続いてライブが行われ、音楽で脱原発をアピールした。

参加者は経済産業省前に移動。責任逃れの経産省と原子力安全保安院に抗議した。



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